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2006・9・17 伊良湖のほとり。

伊良湖へ。

豊橋駅に到着。ここから,
運転手さん付きの小型バスに乗りこみ,蒲郡プリンスホテルでランチ。

ここは,三河湾を一望する海辺の高台にあるホテル。
由緒ある古い建物らしく,外観は城郭風,内装はアールデコ様式。
すごくモダンな感じのレストランで,
魚介類たっぷりの洋食ランチ(4,600円也)をいただく。
海に面したテラスもあり,カップルならあそこで食事もイイなぁ。
とても美味しかったが,肉派のワタシとしては
ステーキランチのほうがヨカッタかな・・・

食後はまたバスで,豊川稲荷へ。
やたら広くて,立派なお稲荷さんだった。
運転手さんがはりきって,ガイド役をしてくださるので
説明をフムフムと聞いていたようだが
ワタシにはなんだか,ピンとこない。
まぁ,観光地ってこんなモノか。

小雨が降ってきたので,展望台はあきらめて,
『渡辺崋山記念館』へ。
これまた,「渡辺崋山って誰?」ってカンジだが,
館内で上映されているスライドを見て,やっと理解。
「渡辺崋山,日本史に出てきたかなぁ」
「そら,出てきたやろう」
・・・覚えがない。
崋山の弟子たちの絵画や巻き物を眺めて,
崋山が自決した短刀が,うやうやしく陳列されているのを眺める。

5時頃,宿へ着いた。

今回は,和味の宿『角上楼』

こじんまりとした古くて落ち着いたカンジの,可愛い宿。
黒光りして丸みを帯びた木の階段なんかは,昔の小学校の校舎を思い出す。
ちょっとレトロで暖かいカンジ。

露天風呂つきのあまり大きくない大浴場のほかに,貸し切り風呂が2つ。
露天風呂つきの部屋もいくつかあるらしい。
風呂上がりに涼むための,小さな中庭があったり,
2階の廊下には,窓に面して,座椅子が置いてあったり。
女性が喜びそうな,可愛い浴衣も,「ご自由に」と廊下に置いてある。
週末などは,なかなか予約が取れない宿,らしい。

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2階の,一番端にある,離れのような和風の部屋。
1人には立派過ぎる・・・・

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畳の部屋に,囲炉裏のような洒落たインテリアがある。
高い宿だけあって,洗面所回りも,アメニティグッズが立派。
部屋に備え付けの浴衣も,すごく上品な柄・・・

夕食までの間に,さっさと風呂に入ろうと,
中庭を横切って,別館にある大浴場へ。
時間が早いせいか,客は誰もいなくて,広々した露天風呂も独り占め。
まだ時間があったので,貸し切り風呂も2つとも入ってみた。
予約なしで,空いていれば勝手に入って,鍵を閉める。
別にどうというコトのない,ヒノキ風呂の内湯だったが,
やっぱり木の香りと肌触りはとても落ち着く。

夕食は,2階の個室で,地魚料理のコース。
珍しい上品なものが,いろいろ出た。残さず食べる。

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お腹がはちきれそうなほど食べて,9時半ごろに解散。
この宿の看板猫の「タンちゃん」が,ウロウロしていたので,遊んでもらう。
部屋に置いてあった『猫のいる宿』という本にも登場する,猫ちゃんだ。

ちょっと怪我をして薬を塗っているため,
ライオンみたいなビニールの輪っかをつけられている。
でも,大人しい顔をしていて,すごく人なつこい。
ワタシがしつこく戯れていると,宿の仲居さんたちが
「焼肉屋の裏に捨てられていたから,タンって名前なんですよ」とか
いろいろ教えてくれる。

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しばらく遊んで,「じゃーね」と部屋に戻ったら
途中までワタシのあとをついてきた。
猫を飼ったコトがないので,猫とのつきあいが今ひとつわからないワタシは,
さっさと部屋に戻ったのだが,
だいぶしてから,部屋のドアをカリカリとノックされた。
気が向くと,お客の部屋を訪ねていって営業する,
と本に書いてあったがホントだ!
ドアを開けると,座っていた。
部屋には招かずに,ワタシが廊下に出て,またしばらく遊んだ。

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ニュースで台風情報をチェックして,
仲居さんにバス停の場所や,朝ご飯の時間を確認したりする。
朝ご飯は8時からで,食べられそうにないので,すっかりあきらめていたが,
寝る前に,部屋までお弁当を届けてくださった。
使い込まれた竹で編まれた行李のお弁当。
中をあけると,海苔のおむすびが3個。古漬けのたくあん。
いい宿だなぁ・・・

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それとは別に,「お夜食です」と,
いつの間にかテーブルには,小さなおむすびが1個と
氷水の入った水差しとグラスが。

いい宿だなぁ・・・と思いながら,眠った。
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by rompop | 2006-09-19 13:15

2006・9・6 灯ともし頃。

冷たい雨の1日。


昨日は残業のあと
少し疲れて,灯ともし頃の街へ出た。

中之島のオフィスビル街を抜けて
JR大阪駅へ向かって,四ツ橋筋をまっすぐ北へ歩く。

道路を埋めつくす,タクシーの赤いテイルランプ。
街灯や店先に灯るネオン。
これから夜に向かう街は,たくさんの灯りでキラキラしている。

仕事帰りの,サラリーマンに混じって,
アスファルトの歩道をゆっくり歩く。
イヤフォンからは,大好きな吉田美奈子。
美奈子のバラードは,この時間のこの街の風景に,よく似合う。

歩いている人たちはみんな,
朝のラッシュアワーの殺伐とした顔ではなくて,
どこか,ほわんと,ゆるんだ表情をしている。
あとは我が家へ帰るだけ。
家(うち)は,いいなぁ。。。
一刻も早く,帰りたい。
12時間後には,またここに,来なくちゃならないとしても。




いつも,今の自分は「こうなりたかった自分」ではなかったから,
「今の自分は仮の姿だ」と,思っていた。
そのうち「なりたかった自分」になるんだ,と
負け惜しみのように,いまだにそう思ったりする。


けれど。

『環境が人を創る』

これもどうやら,真実らしい。
「なりたい自分」がもしあるなら,そうなるべき環境に身を置くコトだ。
望みはわずかでも,意地になって,石にかじりついてでも。
それしきの根性も出せないようでは,多分,何も変わらない。

気づいたらワタシは,この街にマッチしていた。
少し疲れてゆるんだ顔をした,昨夜のワタシは
イヤになるぐらい,もうぴったりと
夕暮れのオフィス街にマッチしていた。
なんの違和感もなく,もう風景の一部のようだった,と思う。
ここでワタシは,毎日,現実に生きてるんだよなぁ,と感じた。


さあ。どうする,ワタシ?




朝食 ロースハムとレタスのトースト,ミルク(黒ごま・黄粉入り)。
昼食 弁当(カレーチャーハン・オムレツ乗せ,五目煮豆,プチトマト,オレンジ,味噌汁)。
夕食 焼き魚(塩サバ),小松菜と揚げのお汁,カニとキュウリの酢の物,切干大根の煮物,大根のぬか漬け。
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by rompop | 2006-09-06 18:40