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またもや,京都。

盆休み最後の日。目覚まし時計を何度も止めながら,10時まで寝続けた。

両親と一緒に,京都へ買い物。河原町にある高島屋で,母の部屋着,父のポロシャツ,などを買い,食堂街で,寿司の盛りあわせを食べる。

本当は,母は玄関マットを買いに来たのだが,手ごろな値段で良いのは無かった。とても気に入ったダークな色合いのペルシャ絨毯は,とても素敵だったが,赤札で40万円近かった。買える値段ではないのに,ずいぶん,熱心に店員の話を聞いているな,と思っていたら,あとから母,「ものすごい男前の店員さんやったなぁ,背も高いし」。

何度も振り返って見たが,普通レベルだった。確かに背は高く,やや長髪気味の髪がオシャレなカンジではあったが。「それで,買いそうなそぶりやったんか」と,呆れる。あれが母にとっては,「ものすごい男前」なんだ。

さて。

気温の高い四条通りを歩き,烏丸にある大丸百貨店へ。今日は「五山の送り火」(大文字焼き)の最終日なので,夕方から浴衣を着た人たちが増えてきた。結構な人ごみ。

錦市場の通りを抜けて,適当に食料を買いながら,大丸へ。お目当ては,地下1階。ある店でいつも午後4時から販売している,ステーキセット(500円)だ。1人分ずつ,ステーキと,ポテトとサラダがついていて,なかなかの味。弟は,ステーキでなく,デミグラスソースのハンバーグセットを所望。すぐに売り切れてしまうのだが,無事,ゲットできた。今夜の夕食は,これ。

午後,5時過ぎ,帰宅。

疲れた。父と母と一緒に街へ出ると,すべてのペースがゆっくりになり,時間もかかる。もちろん,歩調もだ。普段,人にあわせるコトに慣れていないワタシは,自分のペースが乱れて,とてもとても疲れる。それに,なんといっても,今日は結構歩いたはず。

コーラを飲みながら,部屋でゴロゴロして,DVDの続きを見る。自分の部屋に1人でいる時間が,天国だ。


あひるご飯 納豆ご飯。
昼食 寿司盛り合わせ。
夕食 ステーキ,ポテト,マカロニサラダ,大根とミョウガの味噌汁。
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by rompop | 2005-08-16 11:52

京都を,満喫。

昼食は,三条にあるの『カフェ・アンダパンダン』。ペインティングされ,自主上映の映画やライブハウスのチラシが,一面に貼られた狭いコンクリートの階段を下りて辿り付いたのは,穴ぐらのような,塹壕のような,キッチュな地下食堂のような,不思議なカフェだった。

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思いのほか,広々とした店内には,ぬくもりのある木の椅子やテーブルが並べられ,片隅にはアップライトピアノ。壁はやはり崩れかけ,廃墟のようにも見えるが,殺伐としたカンジはなく,妙に落ち着く。とても気に入った。


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このビルは,もとは新聞社だったという古い古いビル。ランチがいくつかあったので,プレートランチを。セルフサービスで,まるで学食のように,オレンジ色のプラスチックのトレイに,ナイフやフォークを並べて席へと自分で運ぶ。プレートランチは500円ちょっとで,安かった。こじんまりとした量だが,美味しいシチュー,ひよこ豆のサラダ,ガーリックマカロニパスタ,フランスパン。少し小腹が空いた時には,ちょうどよいカンジ。他の料理も美味しそうだった。

ブラブラと三条通りを歩いて,本日のメインイベント,錦小路通りにある,『夢の癒し』へ。結構な人気で,やっと2時半に予約が入った。初体験の「岩盤浴」。ロッカールームで下着を全部取り,作務衣に着替えて,室温約40℃の室内で,熱い岩の板の上に,バスタオルを敷いて寝転ぶ。うつ伏せに5分,仰向けに10分。そして,外へ出て涼しい部屋で,ぬるめの水で水分補給しながら,休憩5分。これを3回繰り返す。

浴室は洞窟のように薄暗く,静かに環境音楽が流れている。頭の横には砂時計がセットされていて,これをひっくり返して,寝転ぶ。半身浴をした時のように,大量の汗が全身から出る。これは,絶対,身体に良さそうだ。今流行りの『解毒』というやつ。汗に混じって,体内の老廃物がどんどん出てゆく気がする。ただし,サウナが苦手なワタシは,高温の室内にいるだけで,かなり辛かった。年輩の人や,心臓が弱い人には,不向きかも。

4時過ぎに終了し,心地よい疲労感につつまれて,店の外へ出る。シャワー室もあるが,これで出る汗は,サラサラとした汗らしく,タオルで拭ったままで帰るほうがイイらしい。そのとおりにした。本当に,全然べたつかず,肌はサラッとしていた。

時間があったので,Yちゃんお勧めのカフェへ。いわゆる「町屋カフェ」。ホンモノの古い古い民家へ入っていく。カウンターもあるが,店の半分は,畳敷きの和室に,丸いちゃぶ台がいくつか。まるで,田舎のおばあちゃんの家に遊びに来たようなカンジ。床の間には,古い雑誌やカセットデッキ。加山雄三のLPレコードが飾られていた。

アイス・カフェモカをオーダーした。分厚い陶器のこっくりしたマグカップに,たっぷりと入っていた。とても美味しかった。すごく面白い店だなぁ。店の名前は,『サボンカフェ』。Yちゃんは,お隣の美容室に通っているそう。

夕食は,河原町のあじびる2階『花かれん』

ワタシのお勧めは,3150円の「花かれんコース」。可愛い創作寿司や,温かい茶碗蒸し,天むすなどが次々と出され,まさに,女子が喜びそうな目にも美味しいコースなのだ。そして,最後には「おまかせ寿司」。好きなだけにぎり寿司を食べられる。ごく小さいにぎり寿司なのだが,ワタシは食い意地を張って,なんと13個。も食べてしまった。大満足。毎月テーマは変わるが,8月は「北海道」がテーマらしく,北海道にちなんだ海鮮がたくさん使われていた。

河原町通りをブラブラ歩き,ラストは,木屋町にあるカフェ『ソワレ』。 結構有名なカフェなのだが,ワタシは初めて。店内は,“夜のとばり”。のような淡い青の照明がぼんやりと灯っている。とても古い店のようで,メニュウも摩訶不思議な香り。名物らしき「ゼリーポンチ」。を注文。すごく綺麗な飲み物だった。

d0062023_1526459.jpg甘そうに見えるが,甘みのないサイダーに,赤や黄色,青,紫など原色のゼリー。がたくさん入っている。ゼリーというよりも,少し堅い,寒天のようなカンジのゼリーは,なかなか美味しい。ちょっと感動しながら,2人で食べる。また,来ようかな。青くて静かで,ウエイトレスも少し不思議なカンジの大人しい女のコで,妙に落ち着く。2階の窓辺に座れば,すぐそこに高瀬川が見えるだろう。


9時過ぎ。名残惜しいが,Yちゃんは明日から仕事。たっぷり遊び,いろいろ喋って楽しかった。河原町駅へ通じる階段の前で,「じゃあね」と手を振って別れる。



朝食 ドンクのチーズパン,ミルク。
昼食 カフェのプレートランチ。
夕食 『花かれん』のお寿司。
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by rompop | 2005-08-14 15:23

更新。

久しぶりに30分早起きをして,お弁当を作ってみた。といっても,ほとんど冷凍食品だが。ゴーヤと卵を炒めてみた。アレ?「ゴーヤ・チャンプル」って,豆腐を入れるのだったっけ?

ゴーヤは好きだが,あまりに苦いのは辛いので,いつもさっと湯がいて,氷水にさらす。そうすると,程よい苦味だけが残る。いつか,沖縄料理の専門店で,本場の「ゴーヤ・チャンプル」を食べたら,とても苦くてギブアップしてしまった。

d0062023_10253817.jpgAmazonに注文していたCDが,アメリカから届いた。Bryarsの,『Jesus' Blood Never Failed Me Yet』。『ヘドウィグ』の舞台で,客入れの間,ずっと劇場に流れていた音楽。同じ曲だが,アレンジの違うものが6種類入っていて,劇場で使われていたのは,多分,5曲目。。トム・ウェイツの歌声がかぶさっている。トム・ウェイツを聴くと,ある女性のコトを思い出す。髪が長くて,暗い店のカウンターの向こうで,いつもタバコを燻らせていた,猫の大好きな,ある女優のコト。

帰り道,宝くじを買う。駅に向かう道路沿いにある,とても小さな宝くじ売り場。数年前に,この売り場から3億円が出たと,貼り紙。「ホントにこの売り場から出たんですか?」「ええ,ホントですよ。1等,前後賞あわせて3億円。」にっこり笑った売り場のオバさんの。笑顔がとてもヨカッタので,20枚,バラで買った。なんとなく,「縁起が良い」カンジが漂っていたので。

誠サマの『旅日記』が,やっと更新。3月からずっと音沙汰がなかったので,すっかりテンションが下がっていたが,更新してくれると,やはり嬉しい。お母さんが亡くなってから,もう3年も経つのだ。あの時は,まるで。自分のコトのように,気持ちを推し量っては,泣いたっけ。

本日発売の『サンデー毎日』を書店で立ち読み。誠サマの記事がカラーで見開き2ページ。ごく最初のほうに載っていた。以前のワタシなら,本をひっつかんでレジに向かっただろうが,立ち読みで済ます。写真は,なかなか綺麗だった。



朝食 コーヒー牛乳,トースト。
昼食 弁当(ゴーヤの卵とじ,ハンバーグ,春巻き,シュウマイ),味噌汁(レトルト)。
夕食 ナスと牛肉とピーマンの味噌炒め,カニとキュウリの酢の物,冷やっこ。
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by rompop | 2005-08-02 10:24

『トミー・ノーシス』の,コト。

今日から,8月だ。月日の流れるのは,早い。指折り数えて待っていた7月(『ヘドウィグ』月間)も,怒濤のように終わってしまった。残りの夏は,ただのオマケのようなもの。


『ヘドウィグ』の舞台の中で,トミーの存在はとても大きくて,重要だ。かつて,ヘドウィグの愛情をいっしんに受けたにもかかわらず,彼女の命でもあった「音楽」をすべて盗んで,彼女の前から逃げ去った,少年。現在のヘドウィグにとって,トミーへのあらゆる想いが,すべての原動力になっている。憎しみ,嘆き,嫉妬,そして愛。ヘドウィグは,トミーをどこまでも追いかけ,求め続ける。求めながら,憎み,憎みながら,嘆き続ける。

映画版で,ラスト近くにトミーが歌う『WICKED LITTLE TOWN』は,ほんのかすかな「救済」と,別れのメッセージだ。「あの頃は何もわかっていなかったけど,今なら君の素晴らしさがわかる。でも,本当は,運命の恋人なんてただの幻想なんだよ。そんなもの,もともと無いんだ」と。そして,泣きじゃくるヘドウィグに「Good Bye」とつぶやいて,永久に去る。

どこかの映画ファンのサイトで,「トミー・ノーシスに最後に説教されるのは納得がいかない」と書いてあるのを読んだとき,思わず笑った。多分,ワタシの気持ちの中にも,近いモノがあったからだろう。でも,突き放したようなこのメッセージは,方向を見失ったヘドウィグの背中を,乱暴にではあるが,強く押したコトに間違いはない。

舞台で,ミカミ扮するトミーが歌う『WICKED LITTLE TOWN』は,同じくヘドウィグへの返歌ではあるが,少なからずニュアンスが違う。「落としたカケラを僕が拾い集めるから,新しい君を見せて」というのは,彼女への懺悔の言葉だろうが,「君のカケラの僕はここにいる」と,トミーは歌う。

おそらくトミーは,あの時,まだほんの子供だったので,ヘドウィグの全てを受け入れるコトなど,とてもできなかった。そして,野望のままに,彼女と作った楽曲を盗んで,ロックスターにのし上がった。しかし,スターとはいつの世も孤独なもの。その孤独の中で,かつてヘドウィグが自分に注いでくれた,たくさんの「愛」に,彼はやっと気づいたのかもしれない。2人が過ごしたあの時間は,トミーにとっても,確かにかけがえのない日々だったに違いないのだから。

コンサートの最後の1曲に,ヘドウィグに届けとばかりに,彼は本当の心を歌う。どこかで今も嘆いているはずの彼女に届けと,祈りながら。

そのトミーの歌声はヘドウィグに届いただろうか?届かなかっただろうか?

時は流れて,もう2人は,あまりにも遠い場所に別々に存在している。。。2人の時間も想いも,すれ違う。

どこか遠い場所で苦しんだ果てに,ヘドウィグは,「片割れを見つけなければ」という呪縛から解き放たれた。幼い頃,母親に聞かされたあの「神話」から,やっと自由になれた。そして,彼女はもう一度,立ち,この2本足の自分が唯一無二の完全体なのだと,知る。誰に導かれたのでもなく,自分自身の力で。

『空の上にはきっと空気以外,なにもないんじゃないかな』という哀しい歌詞ではなく,『空にはただ風,そこにあるのは真実だけ』と訳詞した,ミカミさん。「なにもない」と「そこに真実はあるよ」というのは,ずいぶんと,違う。届いても届かなくても,『君のカケラの僕はここにいる』と,トミーに歌わせた,ミカミヒロシ版『ヘドウィグ』は,なんというか,とても優しさに溢れていたと,ワタシは思うのだ。


もしかしたら,トミーの祈りは,ヘドウィグに届いたかもしれない。そんな風に想いをめぐらせてみるのも,ちょっと素敵かも,と思ったりしている。




朝食 マーガリンとイチゴジャムのトースト,ミルク。
昼食 カレーうどん。
夕食 母特製のハンバーグ,アスパラとレタスとトマトのサラダ,味噌汁。
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by rompop | 2005-08-01 15:58 | 三上博史&『ヘドウィグ』