病院を出てからは,ダッシュでJRに乗り,京都駅まで。あらかじめ乗り換え案内を調べておいたので,とってもスムーズに,2時過ぎには名古屋駅に着いた。
お友だちと合流して,ホテルのお部屋で着替えさせてもらい,午後4時。名古屋国際ホテルでの,誠サマのディナー・ショーが始まった。
今年は無理だとあきらめていたけれど,どうしても行きたくて,前日に申し込んだ。もう満席かも。。。と思っていたら,S席テーブルがわずかに残っていた。ホント,ぎりぎりセーフ。ちょっとメインステージからは遠かったけど,花道も突き出し舞台もよく見えて,よいテーブルだった。
病院の帰りにふらりと寄った百貨店のバーゲンで,着るアテもなく買った,『ロートレアモン』のサーモンピンクのシフォンのドレス。靴やバッグ,ネックレスは全部,手持ちで間に合った。いろんなコトが,ちゃんとうまく回ってくれたような気がするのは,気のせい?
お食事と1時間ちょっとのショーで34,000円という額は,安いとは思わない。でも,ディナー・ショーって,なんていうか,癖になるんだよね。非日常感が,とてもイイ。
特に,今は,ああいう華やかな場所にちゃんとお洒落して出かける,っていうコトが,大事かと。もちろん,そんな気持ちになれない状況じゃないから,行く気にもなれたのだけど。
お料理も,わりと美味しかった。
☆ディナーのお品書き。年輩のお客が多いせいか,和洋折衷のフレンチ?お箸でいただきました☆
誠サマは,今日もすごく綺麗だった。衣装も新しいモノが多くて,お金がかかっているから,贅沢な気分になれる。
終演後は,疲れているのに,ちゃんとお客さん1人ずつと握手をして,言葉を交わしながらお見送りをしてくれる。「お父さん,大丈夫なの?」と,また心配していただいた。「大丈夫です,ありがとう」と答えた。
9月には東京明治座での座長公演だ。チケットはもう届いている。行きたいが,行けるのかなぁ。。。ますますもって,9月の予想がまったくつかなくなってきた。
帰りも,とてもスムーズに,新幹線に乗ってから1時間半後には,自宅へ。
夕方,ワタシのかわりに,母が2時間ほどタクシーで病院へ行ってくれた。父は。。。。ものすごく,喜んだらしい。母が止める間もなく,ナースコールを押してしまい,やってきた看護師さんに,「家内です」と紹介したとか。検温にきた看護師さんにも,いちいち「家内です」と紹介したそうだ。
ほかの患者さんたちは,奥さんがメインに面会に来ているから,父はずっと羨ましかったのかもしれない。やっぱ,母が一番なんだなぁ。。。
ワタシがいるときは,平気で寝てしまうが,母がいる間は,居眠りもせずに,ずっと家のコトをあれこれ聞いて,喋っていたそうだ。
時間が遅くなり,父が母を気遣って,何度も「もう帰っていい」というので,母はつい,「ご飯がくるまでいるよ」と言ってしまったらしい。そうしたら,父は,平気な顔で,「ご飯ったって,現物は来ないよ」と言ったそうだ。母には,一度も,「何か食べたい」と言わなかったらしい。
まぁ,ともかく,母の体調も良く,父も喜んでくれて,ワタシも楽しい思いができたし,すべて上手く回った。。。というコトで。神サマ,どうもアリガトウ。