2007・8・21 菓子パン。

6時半に病室へ。


寝ていた父が目を覚ますなり,「朝からなにも食べてないんだよ!」と訴える。昨日,熱が出たので栄養が中止になったと説明するが,「昨日のことなんか覚えてない」そうだ。


しきりに「お腹が空いた」といい,売店で菓子パンを買ってきてくれ,とワタシに言う。「パンなんか無理やんか。。」と言っても,「時間がたてば食べられるやろう。その時のために用意しとくんや」と聞かない。


「前に肺炎で入院した時は,一週間くらい点滴だけで我慢したよ」と言うと,「肺炎で入院?なんのことかわからん」とのこと。

忘れちゃったのか。。。


熱は下がったようだ。たんも絡まない。ただ,腹が減るのだ。。。


看護師さんが肺の音をチェックするのに,父に深呼吸をさせた。父のお腹が,グーと鳴った。


父は帰り際になって,「これだけ頼んでも買ってきてくれないんだから,もういいよ」と,声を荒げた。帰る時に握手をしても,イヤそうにすぐ離して,目を閉じてしまった。



悲しい。。。でも,悲しくても,ワタシも腹が減るのだ。



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病室の窓からわずかな夕焼け。
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by rompop | 2007-08-21 18:47 | ホスピタル


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