2007・8・14 胃カメラ。

午前10時から,かかりつけの「F胃腸科病院」で,胃カメラを飲む。

ここ数ヶ月ほど,ずっと胃の具合が悪い。時々は,胃が張って,身体をまっすぐにして歩けないぐらい辛いコトがある。まぁ,原因はストレスなのだろうが,なにか変なモノでもできていては大変だから,一度調べてもらうコトにした。


主治医のKドクターは,密かにワタシが崇拝している数少ないドクターのうちの1人だ。まだ若いが,患者を安心させるような独特の雰囲気を持っている。しかも,胃カメラの腕ときたら,一流だ。

カルテをぱらぱらとめくりながら,「そうそう。お父さん,もうお家に帰ってきたの?」といわれたので,「いいえ・・・胃ろうになりました」と言うと,「ええっ?そんなに悪いんか?」と驚かれる。普通の人は,脳卒中で倒れても,ある程度リハビリをすれば,家に帰れるものだと思うらしい。。。

誤嚥性肺炎になったコトなどを話すと,「そうか・・・でも胃ろうを作っておけば,安心やしな」と言われた。安心かぁ・・・・・。「誤嚥は怖いよ。急変するから,危ないしなぁ」と。確かにそうだ。だから,踏み切ったのだ。でも。。。


とりあえず,胃のなかを診てもらった。調子が悪く,3度ほど,オエっとなってしまった。今日はちょっと苦しかったなぁ。

ただ,いくつかあるポリープもほとんど目だたないぐらいのもので,腫瘍も潰瘍も,もちろん無し。胃の入り口あたりが,少し荒れている程度で,軽い胃炎だろうとのコト。胃の内部や十二指腸のほうは,キレイだった。


ベッドに横になりながら,眼の前に映しだされる画像で,自分の胃の中を眺めていた。ピンク色の胃の壁や粘膜を。ワタシの意志とは関係なく,勝手にぐにょぐにょと,動いていた。その画像を見ていたら,急に愛しくなった。自分の胃が,身体が。

自分の身体を守れるのは,自分だけだ。大事にしなくては。。。


胃薬は,今処方してもらっているものでイイ,とのコト。あとは,安定剤として「デパス」という薬を出してくれた。心配事があってたまらない時に,飲んでみて,とのコト。軽い薬だろうが,この手のモノはあまり馴染みがないから,最初はよく効くに違いない。


リカバリー(回復)室で,ソファに横になって,しばらく過ごした。まだ11時にもなっていない,早すぎる。。。


30分ぐらいしてから,お茶を飲み,バナナを食べた。胃がキリっと痛んだ。すきっ腹だからな。


炎天下の道を歩いて薬局で薬をもらい,商店街のほうまで戻ってきた。


迷ったあげく,回転寿司の店に入る。昨日から,寿司モードだったのだ。この店は安いけど,結構美味しくて,いつも超満員。少し待たされた。好きな物ばかり5皿食べた。ひと皿2貫だから,10貫だ。これで限界。胃が小さくなってしまったようだ。


百貨店を少しうろついて,2時前に病院へ。


ビクビクしながら病室に入ると,今日はまた,父は本格的に眠っている。ワタシが声をかけても,「あぁ」と眼を開けただけで,すぐにまた眼をつぶってしまう。

看護師さんに聞くと,昨夜はあまり眠れなかったようで,眠剤を処方されたらしい。睡眠のリズムが狂いまくっているようだ。


ベッドのマットレスは変わっていた。ヤレヤレ・・・でも,父のお尻には,またあらたな床ずれ(もどき)が二箇所増えていた。油断大敵!


2時から5時まで,ワタシはベッド脇でぼんやりと本を読んでいた。父は,ずっと寝ていた。怒っているのか,眠いのか,よくわからない。


途中で1階の家族待合室へ行き,ジュースを飲んで,有料のパソコンを使って,ブログの更新をした。


5時過ぎ。「もう帰るよ」と声をかけると,父は「あぁ,そう」と眼を開けた。「いいよね?」と聞くと,「いいよ,ご苦労さん」と,いつもの笑顔だった。

何を言われるかと多少びくついていたが,「・・・じゃあ,そろそろ布団を敷かないとね」と言うので,「パパ,もうベッドに横になっているから,布団を敷く必要ないよ」と言う。父は,「あ,そうか」と納得した。

それ以上,なにもいわず,手を振るワタシに,父は笑顔を見せた。



午後はどうしても,することがないので,父は眠ってしまう。これはどうしようもない。同室の人も,みんな,イビキをかいて昼寝しているのだから。なるべく,時間をずらして,夕食の時間帯にいられるようにしてみよう。そう思いながら,帰った。
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by rompop | 2007-08-14 23:35 | ホスピタル


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