2007・8・12 何を,食べている?

11時まで眠っていた。あひるご飯は,母が買ってきたおにぎり2個と,自分で焼いた卵焼き。


2時過ぎに家を出た。今日も暑いなぁ・・・駅の売店で朝刊を買って行く。


3時に病室についた。父はちゃんと起きていた。昨日あんなに酷かった下痢も,今日は止まっているようだ。少しホッとする。便通は,つまっても困るが,緩すぎても本人の負担も大きい。


熱もないようだ。父は持ってきた新聞を,老眼鏡をかけて少し読んだ。ページがめくりにくいので,ワタシがめくり,小さく折って父に持たせた。

少し読んだあとで,「目がかゆい」としきりに言って,読むのをやめてしまう。今日は日曜なので診察は受けられないので,かゆみが続くようなら眼科を受診しましょう,と看護師さんが言われるので,お任せするコトにする。


新聞をやめてしまうと,もうするコトがない。テレビも見たくない,といい,父はじきに目をつぶってしまった。あぁ,また寝てしまう・・・・・


文庫本を読みながら,ちらちらと父の寝顔を見ていた。しきりに口をモグモグと動かすと,右手を布団から出して,なにかをすくうようにして口に運んだ。何かを食べている・・・?


父は急にパチリと目を開けて,「あれぇ?今,スプーンをもってたんだけど」と不思議そうに言った。寝ぼけているのだ。あんなに不味いと嫌がっていたミキサー食を食べている夢でも,見ていたのだろうか?


「おしっこ出た」というので,尿取りパッドを交換する。尿がたっぷりしみこんだパットは,ずっしりと重く,なにか香ばしいような匂いがする。これが人間の尿の匂いなんだなぁ・・・・


熱いおしぼりをもらってきて,顔と手のひらを拭く。父の手のひらは,どうしてか,いつも湿ってニチャニチャしている。


6時半から栄養剤が滴下された。ベッドを30度の角度で起こされた父は,今は目を開けてまっすぐ前を見ている。父の目の先には,栄養剤を入れたボトルがぶら下がっている。

沈黙が耐え切れなくて,無理やりおしゃべりをしようとするが,うまくいかない。


疲れたので,7時ごろに帰ることにする。もう少し遅めに来て,この栄養剤を入れているなんともいえない時間帯に,一緒にいてあげたほうがいいのかなぁ・・・などと考える。


百貨店が開いていたので,また少しウィンドウショッピングをして,リフレッシュして帰る。
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by rompop | 2007-08-12 14:24 | ホスピタル


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