ブレイクタイム☆。。。『ベルばら』。

先週末,BS放送で,ものすごく懐かしい放映をやってた。
昭和50年宝塚花組の『ベルサイユのばら~オスカルとアンドレ編』!!


懐かしすぎる。。。だってこれ,リアルタイムで観た舞台だもの。
たしかワタシは,身長だけは160センチもあったけど,まだ小6だったと思う。
小学生の癖にこれで宝塚にはまってしまい,何度も観に行ったなぁ。
始発電車で出かけて,大劇場の楽屋口で「入り待ち」,
終演後は,もちろん,「出待ち」。

といっても,親衛隊がスクラム組んでいて,スターさんには近づけなかったので
「花の道」から,ただぼんやり眺めていただけなんだけどね。


ワタシが好きだったのは,安奈淳さんと汀夏子さん。
『宝塚グラフ』に『宝塚おとめ』は,毎号買っていたし,ブロマイドもたくさん。
部屋には,特大のポスターを貼って。
唄がばつぐんに巧かった安奈淳さんのLP『安奈淳の世界』は,
すりきれるほど,リピして聞いた。。。

・・・でも,あれ?あの頃って,お小遣いいくらだったんだろう?
それに,友達と一緒とはいえ,始発電車でよく何度も行かせてもらえたよなぁ。


で,懐かしさでブルブル震えながら,録画を観ました。
もちろん,画像は悪いし,大幅にカットされていたけど,
いやぁ・・・・いっきに最後まで観てしまいました。眠くて疲れているのに・・・

宝塚を知らない人が見たら,「_・)ぷっ」と思わず笑ってしまうところが
きっとたくさんあると思う。
いかにも「宝塚的お約束」の台詞回しや,動きが満載。
ワタシですら,久々に観たものだから,ちょっと笑ってしまうところがいくつか。

でも・・・やっぱり宝塚は凄いな。というか,「ベルばら」は偉大だ。
いくつかの場面で,やっぱり昔と同じく涙が出たもん。

30年ぶりに観たのに,劇中歌は全部,ちゃんと歌えたし,
いくつかの場面は,音楽まではっきり覚えてた。
バスティーユの戦闘の場面なんて,おぼろげだけど,
振り付けまで覚えてたものなぁ。

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ワタシの好きだった安奈淳さんがオスカル。
アンドレは,当時はどちらかというと,苦手だった,榛名由梨さん。

友達は榛名由梨さんのファンだったけど,ワタシはいつもけなしていた。
地味なカンジだったし,ちょっと太めだったし,全然カッコイイと思わなかった。

ところが,何というコトか,今になって,榛名由梨さんの凄さと魅力に気づいた。
榛名アンドレのなんという魅力。。。
芝居も巧い,唄もいい,なにより・・・・カッコイイ。
線の細いオスカルを包みこむ,包容力。男っぽさ。
オスカルを想って,男泣きに泣く,苦悩の表情の色っぽさ。

小6のガキには,わからなかったんだな・・・この魅力が。
44歳の今ならわかる。
うう・・・女が演じてる男なのに,本物のフェロモンがある・・・
ラブシーンでやけにドキドキする。
それでこのラブシーン,とりあえず,ものすごく美しい。
なんでも,美しく見せるために,ものすごくしんどい体勢をキープしたそうなんだけど。

演出は長谷川一夫氏。
「目に星を出せ」だの,とんでもない演出をしたらしいのだけど,
オスカルを思いながら,天に向かって唄う榛名アンドレの目,
庭園のベンチでオスカルに膝枕をしながら,
「星が綺麗だ・・・」と夜空を仰ぎ見る榛名アンドレの目,
確かに,キラキラキラキラ,濡れたように光っておりました。
劇画チックに見えた・・・ビックリよ。
多分,目線の角度と照明の具合を計算したんでしょうけど。


はっきり言って,今現在の宝塚のスターさんたちは,
ワタシよりもずんと若くて,綺麗なんだけど,あんまりドキドキしないかな。
3年ぐらい前,久々に大劇場で観てみたけど
「綺麗なお姉ちゃんたちだな~ええ目の保養になったワ」な
オヤジ的な感慨しかなかったものなぁ。。。

でも,当時の榛名由梨さんだって,20代とは言わないまでも
いってても30代半ばまででしょう。
どうして今観て,こんなにドキドキしちゃうのかな。
ひとえに芸の素晴らしさ。もちろん,天賦の才もあるでしょうが。
今気づいたって,遅いんだよね。

惜しいコトしたなぁ・・・
全然興味がなかったから,彼女の組(月組)の公演,ほとんど観ていないんだもの。
花組と雪組ばっか観てた。
ホントにこればっかりは,後悔してもどうにもならない悔しさですよ。まったく。


宝塚の古い古い作品がたまにオンエアされるらしい,というだけで
「スカパー!」に入ろうかと考え始めているワタシ。。。
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by rompop | 2007-08-07 14:48 | 映画・舞台・音楽


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