術後3日目。

10時まで,ぐっすり眠った。洗濯をしたり,部屋に掃除機をかけたりしたあと,スパゲティを食べ,少しだけテレビを観てゴロゴロ。

2時過ぎに準備を始めて,2時半に家を出た。いやぁ,一番暑い時間だなぁ,コレ。

駅についた時点で,すでにクラクラ来て,ボトルにつめて持ってきた麦茶をほとんど飲んでしまう。熱射病にならないように,気をつけなきゃ。

商店街でオレンジを買い,ドラッグストアでカロリーメイトのゼリー。あと,傷がまだ痛い父のために,前開きの長袖の肌着を探して買う。長袖って,今の季節,ほとんどないんだよね。。。ちょっと高いけど仕方がない。


3時過ぎに病室へついた。昨夜からちょっと下がったモノの,それでもずっと,37℃台後半の熱が続いているそうだ。父は今日も,氷枕で,眠っていた。

傷はもう,あまり痛まないらしい。身体を動かした時に,少し痛む程度のようで,ホントにヨカッタヨカッタ。やっぱり,自然治癒の力って,偉大だなぁ。。。


熱があるといっても,父の表情はとても穏やかで,ワタシの顔を見ると,笑顔さえ見せる。なんだかわからないけど,父が笑顔だととりあえず安心する。

「今日は日曜日。休みだから,8時ぐらいまでいるからね。まぁ,いるだけやけど」と言うと,父はとても優しい顔で「そう,アリガトウ」と言った。ちょっと,じんと来た。


ところが,今日の父は,なぜかひどい下痢。原因はよくわからないのだが・・・

オムツ交換の時,のぞいていたら,父のお尻がまた直径5センチぐらいが,真っ赤になっている。ヤバイ。。。放っておくと,床ずれになってしまうかも。看護師さんも,そう思ったのか,透明なシールを貼ってくれた。皮膚の表面が濡れないための予防だと思う。エアマットに交換して貰うように頼んだが,あいにく全て使用中とのコト。空きが出たらすぐ回すよう予約しておきます,とのコトだが。不安。


37,7℃の熱。

ワタシが居る間に,3回も下痢便が出た。新しいオムツ(プレーンタイプのうえに,布オムツを重ねてくれている)に交換したと思ったら,またすぐに出る。

タイミングが悪く,同室の患者さんたちが夕食を食べている真っ最中に,また出てしまった。看護師さんに告げると,「食事中だから,もうちょっと待って」とのコト。確かになぁ・・・。これを今,開けるのはかなりの迷惑。でも,父が「気持ち悪い・・・」というモノだから,カーテンを閉めて,オムツを少しだけ開けて布の位置をずらした。お尻にはティッシュを当てておいた。しかし,これだけでも,結構,かぐわしい香りが・・・同室の人たち,ホント,ゴメンなさい。


夕食が終わって,だいぶ経ってから,看護師さんがやってきた。やっとのオムツ交換。病院用の布オムツを,その都度ナースステーションから持ってきて使うので,ワタシが勝手に持ってくるわけにもいかないんだよなぁ。使い捨ての紙タイプなら,持参したのがたくさんあるのだが。夕食が終わっても,食後の薬を配ったり,食器を下げたり,看護師さんは忙しいからなぁ。

明日から,いよいよ,胃ろう部分から「白湯」を投入する予定だそう。父に,いちおう,よく説明しておく。それから,腹にはチューブがついたままになっていて,慣れるまでは辛いだろうけど,大事な「入り口」をキープしておくための器具だから・・・と。術後,ずっと腹にはガーゼがぺったり貼られているから,父は自分の腹をちゃんと見てはいないのだ。はっきりと認識したときは・・・複雑な気持ちになるだろうなぁ。

胃ろうの話が出てから,すでに絶飲食8日目。時々,父の腹は鳴っている。お腹も空くし,喉も渇くだろうに,父はあれから一度も,そんなコトは口にしなくなった。前の肺炎での絶食の時は,「プリンが食べたい」だの「八宝菜が食べたい」だのごねて,辛かったのだが。

でも,かえって何も口にしない父が,ワタシには,余計に辛い。


8時前になったので,帰ろうとすると,とたんに父は落ち着かなくなる。帰る間際に,言っておかねば,と思うことが急に浮かんでくるらしく,いろいろ言うのだが,それがさっぱりわからない。

「2階のお姉ちゃんの部屋に,カゴを持っていってくれないかな。こないだ無くて困ったから」

いくら考えても,わからないパズルのようだ。「わからない?」と聞くので,正直に「全然わからん」と言ったら,「わからないなら,仕方ないや。もういいよ」とあきらめたように言う。きっと,なにか根拠はあるのだろうが,それがワタシにはわからない。なんだろう・・・・?
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by rompop | 2007-08-05 15:49 | ホスピタル


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