2007・7・31 ② 外来受診。

心配しながら,病院へ。

父は寝ていた。ふと見ると,氷枕でなく,普通の枕をしている。

看護師さんの話では,午前中は熱も下がり,36度台で,夕方計ったら,37,1℃だったとか。とりあえず下がったんだ,ヨカッタ。

点滴は黄色い液体に変わっている。


父はずいぶんと元気そうだった。途中で「ウンコ」と言い出し,トイレへ行く,というので,車椅子に乗せて点滴台を引っ張って,つれてゆく。夕飯時の忙しい時間帯で看護師さんの目も届かないので,一緒に個室に入り,点滴が止まらないように見張っていた。

オシッコが驚くほど出たが,ウンコは出なかった。


父が「今日,○○(弟)と隣の病院へいった」という。昨日まで高熱があった人を,外来受診させるはずがない,と思い,適当に聞き流していた。レントゲンを撮ったとか,撮らないとか。。。

父は本当に,機嫌もよく,よく笑い,喋った。嬉しかったが,なんだか,ワタシたち家族に心配をかけまいとして,無理に明るくしているのではないかな?とちょっと疑う。


話している時に,「(家では)夕飯はどんなモノがでるの?」と聞かれて,答えにつまった。いいかげん,お腹が空いてきたのかな。。。「八宝菜とか?」と聞かれ,もし「食べたいなぁ」と言われたらどうしよう,と思った。

「魚とか煮物とか,そんなん。そんなに良いモノ食べてないよ」とごまかした。

父は,胃ろうにして元気になったら,また普通に食べられるようになると思っているのだろうか。。。ものすごく辛い。


ワタシをきづかってか,7時半ごろに,「もう帰ってくれていい」と言い出した。「いてもらっても,してもらうコトないから」と。もう少し,いたいな,と思ったが,お言葉に甘えて帰るコトにした。帰りたくても帰れない日が,またあるかもしれない。


帰宅して,連絡帳をみると,やはり弟は父を連れて,外来受診をしていた。隣接する病院の消化器内科で,「胃ろう造設」の説明を受けてきたようだ。


なんて早い展開。。。気持ちがついていかない。でも,父の栄養状態と,先日の誤嚥を考えると,そう悠長にもしていられないのかもしれない。どうせやるなら,早く,と,病院は考えているのだろう。

ドクターは,紙に図を書きながら,説明をしてくれたらしい。簡単な,といっても,いちおうは手術だから,当然,起こりうる合併症や事故などのリスクも話したのだろう。

父があまりにも固い表情をしていたので,弟はドクターに,「命に関わるような手術じゃないと,説明してやってください」と頼んだらしい。


父は,説明を受けて,多分ぜんぶは理解できなかっただろう。緊張しているのだ。今日は,機嫌がよくて元気だったのではなくて,緊張して気持ちが昂ぶっていたのだとわかる。


母も一日凹んでいて,弟に「落ちこんでも仕方ないやろう!しょうがないんやから」と怒られたらしい。

「しょうがない」のはわかっている。でも,それでも「可哀相だ」と気持ちが沈むのは当然だ。ワタシもずっと気持ちが沈んでいる。



もう,仕方がなくて,そうせざるを得ないのだったら,せめて父が安心して自分の状態を受け入れられるように,父の気持ちをしっかりフォローしていこう。それしかないな。
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by rompop | 2007-08-01 17:25 | ホスピタル


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