2007・7・24 ① 相談。

朝,病院のソーシャルワーカーへ電話した。11時にアポイントを取る。

堂々巡りを打破するために,思いきって,相談してみるコトに。

ソーシャルワーカーとは,いつもは弟が話をしている。今は,父の現況(嚥下状態,体力低下,誤嚥性肺炎の高リスク)から老健が無理ではないか,とのコトで,療養型病床のある病院を探してもらっている。介護保険適用のほうは,市内に1つしかなく,そこは要介護度5の人でないと受け入れない,とのコト。だから,医療保険適用のほうで,近隣の2箇所をピックアップしてもらったところ。これから,看護サマリーや診療情報をあちらへ送り,受け入れ可能かどうかの判断をあおぐ所まで,いつの間にか来てしまった。

そんなわけで,いきなりワタシの相談は,少し唐突だと思う。しかし,「家族代表としての話ではなく,長女個人として,教えていただきたいコトがある」と,面談をお願いした。


1時間ほど,話を聞いてもらい,地域の介護保険サービスなどについて,質問したり,アドバイスをもらったりした。しかし,当然だが,在宅介護については,明確な言葉はもらえなかった。いろんな人の人生が関わってくるコトだから,職業柄,あまり個人的な意見は控えなくてはならないのだろう。

それでも,吐き出しただけで,ずいぶんすっきりした。時々,泣いてしまって言葉が出なかったが。

最大限の彼女のアドバイスとしては,「ダメもとで,介護休暇を職場に申請してみて,ためしに期限付で在宅でやってみてはどうか」というコトと,「お父様の本当の気持ちを,今の状況を正直に話して,確認してみてはどうか」というコト。

やはり,お父様の気持ちを真ん中に据えて,できるだけそれに添えるように努力していきましょう。お父様に話して,お父様の気持ちを知るコトは,必要なプロセスですよ。

まったくの正論だと思った。その場では「そうだよな」と納得して,「そうしてみます」と答えた。


しかし,そのあと,弟と話をしたとき,「『帰りたい』って言われたら,確実に連れて帰れるの?」「家に帰るためには,仕事をやめないといけない,と正直に話したら,お父さんはきっと『じゃあいいよ』っていうか,『どうしていいかわからない』というに決まってるで」と言われ,まったくそのとおりだと思った。父の性格なら。。。母が体調不良で2ヶ月近くも顔を見せなくても,「無理してまで来なくってもいいよ」と,電話口で言う父なのだ。本当は,母の顔を見たいくせに。。。

心が決まらないのに,「帰りたい」と言われても,「もういいよ」と言われても,どちらも辛すぎる。父の本心を聞くのは,残酷なような気がする。それでもやはり,聞くべきなのだろうか?


結局,ソーシャルワーカー室を出たあと,昼食介助をしている弟を待ち伏せて,病院のロビーで,1時間話した。けれど,結論はやっぱり出ない。「そんなにやりたいなら,腹くくってやってみれば?」「そのかわり,ママにものすごくストレスを与えるコトになるのは,わかってるよな」「今の生活でも,ときどき潰れて僕が病院行き変わってやったりしてるやろ。ホントにできんの?」「仕事はやめて欲しくないけどな。あと何年かでもできるだけ勤めたほうがええと思う」

とどめに,「結局,みんなが不幸になるような気がするけど」

母も大事だ。でも,ワタシには母と同じぐらい,父も大事だ。どちらかを切り捨てるコトなんか,できない。だけど,ワタシが父の世話で疲労困憊すれば,母は必ず手伝わねば,と思うだろう。母は,今は,夕飯の支度をしていても,気分が悪くなって,中断して横になってしまう時もある。


言われっぱなしで悔しく,ホントに,父と母を無事に見送ったら,こいつとは縁切りだな,と思った。同じモノを食べて,同じ親のもとで育ったのに。。。考え方の根元が全然違う。ひとことでいうと,「薄情なやつ」だ。


夕食まで時間があるので,ピックアップしてもらっている療養型の病院2つを見に行くコトにした。ここで,いつまでも弟としゃべっていても,なんの発展性もない。

弟は,夕飯の買い出しをするために,とっとと帰って行った。ワタシも,少し遅れて,駅へ向かう。とんでもなく暑い。。。。。
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by rompop | 2007-07-25 17:18 | ホスピタル


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