2007・7・19 成果?

6時25分に病院到着。

食事の前に「ちょっといそいでトイレへ行こうか」といい,連れて行くと,オシッコが大量に出た。終わったあとも,看護師さんや看護助手さんたちは,食事介助でワラワラしていたため,ワタシが後始末をした。オシッコだからヨカッタけど,ウンコだったら,どんな風にしてやったらいいのか,よく知らない。聞いておかねば。。。


今夜の父は,どうしたわけか,ほとんど咽せるコトがなく(少し喉にひっかかった痰を出そうと,2度ほど無理矢理咳きこんでみたが),5品のミキサー食を45分で完食。マグカップに入ったお茶も,自分から全部飲み干した。

ただ,やっぱり5品は量的に多いようで,めずらしく最後の1品で「お腹が苦しいなぁ」と言う。軽くゲップもしている。

「多くて入っていかないようなら,残してもええよ。でも食べられそうなら,ゆっくり食べて。大事な栄養やし」と言うと,食べ残すコトがもともと嫌いな父は,「そうだね。残すともったいないねぇ」と,がんばって食べきった。調子が良いのはよいが,ちょっとピッチが早すぎる瞬間もあって,何度か「早い早い」とペースダウンさせる。

一度,「ゆっくり,ゆっくりね」と肩に手をおいて言うと,「ゆっくり,ゆっくりねぇ。。。」と,シニカルなカンジで父は独り言を言った。

なんだか。。。ちょっとこっちが哀しくなるような言い方だった。父は,いつまでも不味い食事で,しかもそれも巧く食べられない自分やこの状況に,嫌気がさしてきているのかもしれないな,と思う。。。


食後の歯磨きでも,ほとんど痰は出なかった。今日はうまく入っていったのかな。そうでありますように。

食後に「ウンコでる」というので,またトイレ。これは不発。。。2日,便が出ていないものなぁ。


食事が早く済むと,ベッドに早く横にするコトができるし,ホッとする。足の指を点検したら,処方された塗り薬が劇的に効いたのか,あきらかに全日よりマシになっているカンジ。ティッシュで少し押えたあと,もう一度軽く塗ってきた。


父の体力,栄養状態,そんなに悪いかなぁ。。。確かにアクティブに動こうという元気はないにしても,こうして見ていると,とても落ち着いているし,穏やかな父に見える。でも,1日1200キロカロリーでは,今の体重も減っていくばかりなのかな。。。


帰宅。

弟が書き残した連絡手帖を読む。今日の夕方,STさんがベッドにやってきて,アイスマッサージや,氷をかんで飲み込ませたり,いろいろやってみてくれたそう。氷だと,嚥下反射もいいのか,うまく飲み込めたらしい。

こういう訓練は知ってはいたが,なかなかできないでいた。もしかしたら,夕方にそんなコトをしてくれたので,少し舌の動きがよくて,食べやすかったのかな。

しかし,弟が「胃婁(いろう)の件は保留で,しばらくこういう訓練をする,ということですか?」と聞くと,やはりそうでもないらしい。問題は,なによりも口だけでは必要な栄養がちゃんと取れていないコト。飲みこみや弁の動きが大きく改善する見こみは薄いので,遅かれ早かれ,「胃婁」は避けられないでしょうね,とのコトらしい。

結局は,明日の耳鼻科でのスコープを使った検査結果を検討して,再度考える方向のようだ。


やっぱり,避けられないのかな。。。しばし凹む。

でも,いつまでも口にこだわっていたら,ワタシたち家族が,父の寿命を縮めるコトにもなるのかな?とも思う。

抵抗力があまりつかないままに,またキツイ肺炎を起こしたら。。。父はずいぶん,苦しむだろう。それでなんとか,助かるかもしれない。でも,助からないかもしれない。


「口から食べられなくなったら,人間おしまいだ」って考える人もいるだろう。でも,父はまだ,ワタシたちがちゃんとわかるし,喋れるし,少しは体も動くし,笑うコトもできる。


まだ,早い。まだ,「おしまい」なんかではない。まだまだ,この世に「ワタシのパパ」として,生きてて欲しいんだ。
[PR]
by rompop | 2007-07-19 20:15 | ホスピタル


<< 2007・7・20 耳鼻科の検査。 2007・7・18 『玉葱の天... >>