2007・6・26 リハビリ講習会。

今日は,父がこないだまでいたリハビリ病院主催の,無料の「リハビリ講習会」がある。全4回だが,どれも平日の午後なので,今日の「嚥下障害に関するリハビリと栄養管理」だけ,だいぶ以前に申し込んでおいた。

申し込んだ時は,当然,父が肺炎を起こすことなど,予想していなかったので,まだリハビリ病院にいるものと思っていたのだが。。。


朝食は,バナナと黒ごま黄粉入りホットミルク。


午前中に家を出てきたので,午後1時まで,病院の近くのショッピングモールで時間をつぶす。途中でコンビニで買った梅干しのおにぎりを食べ,久々に映画でも観ようかなぁ,と思った。

以前は,よく通っていた上階の映画館へ行ってみたが,観たい映画で,時間的にあうのが全然なかった。お金出して,長澤まさみ主演の邦画なんて,みたくないものなぁ。。。『300』はすごく観たいが,戦闘シーンがすごくて,血がドバドバ出るらしいので,今,こんなのを観たら疲れ切ってしまいそうだ。。。

というわけで,ぶらぶらと雑貨や服を見て,あとは1階にある大きな書店で立ち読み。ついつい,介護関連のコーナーへ行ってしまうワタシって。。。。


12時になったので,近くにある安くて割合美味しい蕎麦屋へ入る。普通のオバチャンとおっちゃんがやっている店だが,いちばん安いかけうどんは,250円という安さ。天ぷらそばでも,450円だ。

本当は天ぷらそばが食べたかったのだが,なぜか今朝から腹具合が悪い。さっき,薬屋で正露丸を買って,飲んだばかりだ。なので,卵とじうどん(400円)で我慢。出汁も卵もたっぷりで美味しいけど。。。うどんが固い!やっぱり今度から蕎麦を食べよう。

1時10分前に会場へ。定員は30名。


休憩をはさんで3時間の講習。前半は,嚥下障害についての説明や,病状,訓練法など。後半は,介護食(嚥下食)についての説明や,栄養摂取のポイントや注意点など。

ネットや書籍で,すでに知っているコトもたくさんあったが,知らないコトもあった。その意味では来てヨカッタと思う。1回しか来れなかったが,全4回の講習で使った資料(コピーをファイルしたもの)を1冊くれた。寝たきりにならないための,関節の体操などものっていて,嬉しい。

ただ,後半の介護食に関しては,もっと具体的な献立や作り方を教えてもらえると思っていたのだが。。。。これは,7月7日に,別に調理実習の講習があるそう。


講習では,スライドを使った説明のほか,実際に綿棒をつかって口腔マッサージをやったり,便利グッズを回覧して見せてもらったり,なかなか面白かった。ミキサー食のレトルトも,1品,小皿に配られて,味の感想を言い合ったり。帰りに,サンプルを1袋ずつもらった。


参加している人は,圧倒的にワタシより年上の方ばかり。初老の男性もいた。まさに在宅介護をしている現役バリバリの人たちばかりだ。

講師の説明の最中にも,質問が飛び交う。答えに納得がいかないと,さらに食いついて,質問する。「これがわからないから,教えて欲しい!今,困っているんだ!」という悲鳴が聞こえてきそうな雰囲気で,気持ちがピリリとひきしまった。


講師は,リハビリ病院の現役の言語療法士さんと,栄養管理課の主任さん。どちらも女性だ。栄養管理課の人は,顔に見覚えがあった。一度話をしたことがあり,その時に,「○○さん(父)の嚥下能力は,これ以上,落ちることはあっても,改善することは,まずないと思います」と,はっきり言われた。若くて可愛らしい人なのに,ずいぶんキツイ物言いをするのだな,と哀しくなった覚えがある。

ワタシの顔を覚えているだろうか?なんとなくは覚えているかもしれないな,と思いながら,話を聞いていた。

最後の20分は,質疑応答の時間。ここでも,活発な質問がいくつも飛び交った。最後のほうに,勇気を出してワタシも手を挙げた。食事介助に関しての質問だった。

その人がマイクを持って答えてくれた。彼女は,父が誤嚥性肺炎を起こして転院したことを,知っていたようだ。回答の途中に,「。。。ですから,○○さんは,口からの食事は『楽しみ』程度にして,経管栄養などの方法を選択しなければいけない時期にすでに来ているんですよ」と言われた。

顔だけでなく,名前まで覚えていた。まぁ,自分が食事を作っていた患者だから,当然か。それよりも,ここでもまた,そう言われてしまったコトに,激しく凹んだ。有給をとってまで,のこのこ講習を受けにきたコトが,否定されてしまったような気持ち。。。


4時に会場を出て,とぼとぼと近くの百貨店へ行き,地下でぼんやりとたこ焼きを食べた。

それから,5時過ぎに,父の病室へ。


父は,ほどよく冷房の効いた部屋で,布団にくるまって,気持ちよさそうに寝ていた。同室の患者さんたちも,みんな,ぐうぐう寝ている。

「今日はちょっと早く来れた」とだけいって,誤魔化した。吸い飲みやカップを洗って,新しいお茶を作ったり,ベッド回りの整理をしたり。


ふと見ると,ベッド脇に,昨日着替えさせたばかりの綿のパジャマの上下が。。。汚れ物らしく袋に入れてくれてある。む?広げて観察すると,パジャマのズボンのゴムのあたり一面に,黄色い便のあと。ちょっと下痢っぽい色だなぁ。。。

棚を点検。今着ているのは夏のパジャマのうちの1組。もう1組のズボンは,あいかわらず行方不明。ということは,今日,これを洗濯に持って帰ってしまうと,もし今夜,「粗相」をした場合,またウールのパジャマの出番になる。


というのは困るので,トイレの洗面所で,手洗いするコトにした。怒られそうな気がしたので,手早くコソコソと。便は案外すぐに取れたので,ヨカッタ。。。30分100円の乾燥機があったので,そこに放りこんだ。30分では生乾きだったので,1時間回したら,ふかふかに乾いた。ヨカッタ。。。。。

リハビリ病院と違って,ここではどうやら,夜のオムツが手薄のようだ。だから,オシッコやウンコでパジャマを汚すコトが多い。腹具合が悪い時など,毎日のように,汚れ物が出る。

でも,それに関して何か聞いたりすれば,苦情だと思われて,父のオムツが頑丈になってしまうかもしれない。それでなくても暑いのに,何枚ものオムツでぐるぐる巻きにされるのは不本意だ。それなら,洗濯すれば済む話だから。。。と,これは母とワタシの考え。退院までの間だから,それでイイと思う。


それにしても,リハビリ病院からの受け入れの連絡が全然こないなぁ。。。不安。


夕食が来たので,ベッドを起こし,6時15分から開始。ワタシは横で本を読む(ふり)をしながら,チラチラと時計と父の様子を,さりげなく交互に見ている。父が目を閉じてじっとしていると,胃がきゅぅぅうと痛む。


急かせてはいけない,「ゆっくり,確実に焦らんと食べてね」と言い聞かせている。でも,一口と一口の間に,休憩の時間が長すぎる。そこをそんなに,ゆっくりしていては,時間ばかりがどんどん過ぎてゆく。

時間が過ぎれば,父は疲れる。ベッドを起こされている状態の,背中やお尻が痛い,と言い始める。腹が圧迫されてくる。疲れてくれば,嚥下の状態も落ちてくる。むせやすく,気管に流れていきやすくなる。でも,食事を残せば,低栄養になってしまう。低栄養になれば,ますます体力が落ちていき,飲み込む力が落ちてしまう。負の連鎖。


今日は,1時間で完食。薬を飲んだばかりなのに,「ウンコが出る」という。お腹がゆるめのようなので,ワタシも焦る。

看護師さんに車椅子に乗せてもらい,いそいでトイレへ連れていく。車椅子がゆったり入れる広いほうの個室が使われていて,狭いほうの個室に父を押しこむ。

扉を閉めるなり,大音響のオナラの音。いかにもウンコがでてきそうな音だ。

10分ぐらいで,終了。少しだけど,ゆるめの便が出たそうだ。ヨカッタヨカッタ。


しかし,後処理に来てくれた看護師さんは,なんだか乱暴で,父にすごく無理な体勢を取らせて立たせたまま,後ろから無理矢理パジャマのズボンをひっぱって,車椅子に後ろ向きに座らせようとする。父は怖いので,手すりを持ったまま,踏ん張る。見かねたワタシが,「無理です,無理」といって,手を出して,父の腰を支えた。まったく。。。ムチャクチャだなあ。転んでしまったら,どうするつもりなんだろう。


部屋に戻り,しばらく車椅子のままで歯磨きを。食後30分たってから,ベッドに戻してもらった。

帰り際の父は,やたらに母のコトを気にして「ママ,どうしてる?」と聞いていた。また一度,病院から電話をさせてやろうかなぁ。。。言語が不明瞭な父と,耳がかなり遠くなってきた母では,電話の会話もなかなか成立しないのがネックなんだけど。。。


夕食は,カレーライス,春雨と卵のスープ,ゴーヤとツナのマヨネーズ和え。


ちなみに,行方不明のパジャマのズボンは,棚の後ろ,吸入器などを置いてある陰に,ぽんと置かれてあったそう。今日の昼間,弟が発見して持ち帰った。看護師さんが違うと,汚れ物を置く場所も違うのか。。。前など一度,オムツを大量に入れてある棚の中に突っ込んであったし。。。

早くリハ病院へ戻りたい。ここは・・・あまりにも,ずさんな点が多すぎるよ。。。


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by rompop | 2007-06-24 22:17 | ホスピタル


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