2007・6・11 ② ごはんより,ウンコだろう。。。

定時に事務所をダッシュで出る。


病院に着いたら,父は寝ていた。やはり,氷枕と,鼻からの酸素吸入をして。しばらくゴソゴソしていたら,目を覚ました。

おでこに手をあてると,そんなに熱くはない。ちょっとした微熱ぐらいかな。。。点滴の管もない。
サイドテーブルの上に,夕食の膳と薬が置いてある。食事,していいのか??


家に電話して,朝,主治医と話をした弟に確認。前回より強めの抗生剤を1日2回点滴で投与し,食事は,「むせないように」気をつけて,食べられるなら食べてもいい,とのコト。せっかく口からの食を再開したばかりなので,また栄養剤の点滴に頼るのも。。。とのコトらしい。

それにしても。。。たいしてむせもせずに食べていたのに,「また誤嚥かも」と言われてしまった。それなのに,同じように食べさせていて,イイ物なのか??医者もよくわからないのかもしれないが。。。そばで見張っていても,むせなければ,ちゃんと食べている,と思ってしまう。

まぁ,医者は,すぐに「胃ろう」に,と言うだけだから,家族の悲壮感なんて,たいして関係ないのだろう。。。


少し食べ出したところで,「ウンコがしたい」と,父。通りがかった看護師さんに訴えると,「ごはんを食べたからのほうがいいので,また食べたら言ってください」といい,去ってしまった。


ウンコを我慢して,先に食べろだ??父は,早く食べないとトイレに行けない,と思い,自然とスプーンを運ぶ手が早くなる。こんなじゃ,余計にむせてしまう。


「やっぱり先にウンコしてから,落ち着いて食べようよ」と父に言い,ナースコールで看護師さんを呼ぶ。「酸素吸入もしているので,ベッドで取りますよ」と言われたが,ほかの患者さんたちもまだ食事中だし,こんな中で便器を当てられたって,父もすぐには排便できないだろう。

「父は車椅子でトイレに行けるので,ワタシが連れていきますから」というと,車椅子と酸素ボンベを持ってきてくれた。この看護師さんは今日が初めてで,父が車椅子でトイレに行っているところを,見たコトがないようだ。熱もちょっとあるし,辛いかな。。。でも,ちょっと移乗が面倒なだけで,ちゃんと父はトイレへ行って便座に座るコトができるのだ。

ワタシが車椅子を押し,看護師さんが付いてきてくれた。ワタシもここのトイレに連れていくのは初めてだから,ちょっとモタモタした。父の脚力もだいぶ落ちているから,看護師さんが父を立たせて,オムツを外している間,父の脇から手をいれてグッと支えた。

「終わったら呼んでくださいね」と看護師さんは,病室へ戻っていった。


父は,尿も便も,ひどく時間がかかる。15分はたっぷりかかるのだ。さすがに,同じ個室の中にワタシに居られては,出るモノも出ないだろうと思い,「外にいるから,手すりを放さんといてよ」と言い,扉の外に出た。心配なので,扉を5ミリぐらいあけて,そっと中を覗いていた。

父は何度か,途中でウトウトしてしまい,手すりを放しそうになった。そのたびに「寝たら危ない!」と声をかけた。体調も良くないし,ずっと座っているのは辛いのかもしれない。鼻からチューブを入れたままで下を向くので,鼻水が垂れてきた。

10分以上経ってから,「ウンコ出た!」と父の声。ジョロジョロと,尿の出る音も続く。どうやら,どちらもスッキリ出たみたい。


看護師さんを呼び,オムツをつけるのを手伝ってもらい,車椅子へ。オムツも,ベッドで替えるのを基本にしているのか,昼間もずっと,夜用のオープンタイプのオムツなので,一人じゃ難しいな。リハ病院では,ワタシ一人でも簡単に脱がせられる,「履かせるタイプ」のオムツだったのに。こんな大きな病院では,なんでも,効率よく,を基本にされてしまうのだ。


部屋へ戻り,せっかくだから,車椅子に座ったままで,食事の続きを取るコトにした。しかし,もう1時間近く経ってしまったため,疲れが出てきて,結局,6割程度で断念。疲れてしまうと,嚥下状態も悪くなるから,止めておいたほうがイイのかもしれない。


疲れた父を,可哀相だと思いながらも,しばらく車椅子に座らせておく。胃のものが逆流しないため。そして,ベッドに移す。ただし,45度ぐらい角度をつけて。食べ終わって25分ぐらい経ってから,やっとベッドをもう少し倒した。


8時15分になってしまった。帰るコトにした。父は「ちょっと寒いから靴下を履かせて」という。看護師さんが,「熱が上がってくるかもしれませんね」と言うので,不安になるが,夜間は任せるしかないので,気持ちを切り替えて帰ってきた。



夕食 豆腐とネギと揚げの味噌汁,アジの開き,ヒジキの煮物,赤飯。
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by rompop | 2007-06-11 22:15 | ホスピタル


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