2007・5・24 風呂。

眠い。なぜ眠いかというと,遅くまでテレビを見ていたからだ。

DVDレコーダーのハードディスクには,もう限界いっぱいまで録画されているが,なかなかそれを消費できないのだ。消費できないと,予約録画ができない。
で,「寝る前のほんの少しだけ」と思いつつ,ついつい,ずっと見てしまう。
現実逃避したいのかもしれない。


仕事中に携帯が鳴る。いったん切ったが,またすぐに鳴る。いやなカンジがしてすぐ廊下に出て,電話に出ると,病院から。ドキドキした。

自宅に何度もかけたが,繋がらないので・・・とのコト。なにかと思えば,「お父様がお風呂に入るのを拒んでおられるので,どうしたものかと・・・」と,困り切った看護師さんから。

確かに今日は大浴場での入浴の日だ。話を聞くと,明日の朝,施設への面談があるので,「体調崩すと困るから入らない」と言っているらしい。父の体調は?と聞くと,血圧,体温,バイタルとも,問題ありません,らしい。

「とりあえず,ご本人とかわります」と言われ,電話口には父が出た。

「パパ?どうしたん??体調悪いのか?」「いや,大丈夫」「そんなら,お風呂,入ってもエエんちがう??」「でも,明日,面談があるからなぁ」「面談があるから,キレイにしておいたほうがエエんちがう??」「・・・・でも○○(弟)が,入らんとき,って言ったから・・・」


ちょっとわけがわからないので,看護師さんに変わってもらい,とりあえず弟に連絡をとって事情を聞いてみるので,そのまま少し待っててください,と電話を切る。


自宅へかけると,電話はすんなり繋がった。事情を聞くと,要はこういうコト。

今朝,病院へ行ったとき,父の喉が少しガラガラしていたので,「風邪気味か?」と聞くと,「そうかもしれない」といった。明日は,朝から面接と,午後は外来受診があるので,また微熱など出されると困るから,「風呂はやめたほうがいいだろうか?」と弟が看護師に尋ねた。朝は,特に体温など問題なかったので,午後の風呂の前に,もう一度体調のチェックをして,大丈夫なようなら入浴させます,と看護師は言った。

それでも,強引に入れられてしまうとアレなので,帰りに「しんどかったら,入らないって言ったらいいよ」と,こっそり父に耳打ちしてきた,らしい。


それで父は,看護師さんが入りましょう,といっても,「入らないほうがいい」と思ってしまったようだ。


弟と相談して,風呂ぐらいちょっと入らなくても何て事ないから,念のため,今日はやめさせておこう,というコトになった。とにかく,父は風呂に入ると,ものすごく疲れるから。

弟がすぐに,さきほどの看護師さんに電話してくれるコトになった。


また電話。弟から。折り返し病院に電話をかけたら,なんと,別の看護師がもうすでに父を風呂に入れてしまっている,とのこと。3時で入浴の時間が終わるので,ずいぶん焦っていたようだけど,わざわざ電話でお伺いをたてておいて,その一方で返事を待たずに入れてしまうとは。

まぁ,入れてしまったなら仕方ないし,もともと,そう心配するほどのコトでもないのだけど・・・この病院,結構こういう「はぁ??」なコトが多い。忙しいのはわかるけど,看護師同士の伝達がうまくいっていない,というか,わりといい加減だ。


短時間で,ものすごく疲れた。疲れたので,つい弟にケンカ腰になってしまった。

「朝,風邪気味とか言ってたんなら,強引に『風呂入れないで』って,言えばヨカッタのに。パパが混乱するだけやんか!」「でも,体調見て,判断して入れますっていうから・・・パパには断ってもいいって言っておいたし」「そんな微妙は思考は,パパはできないねんて!」「・・・・・」


すっかり気分が滅入る。病院のいい加減さにも腹がたつし,どっと疲れた。弟に言うだけいって電話を切ったコトも,なんだか後味が悪い。


また笑顔がなくなっている。

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夜は6時半過ぎに病院へ。やっぱり今日の夕食も,かなりむせる。スプーンを口に運ぼうとする手を押えて止めたりしながら,最後まで慎重に食べさせる。ゆっくり食べれば,マシなのだ。どうしてわからないのかな・・・・


夕食を食べ終えた直後,父がモゾモゾしているので「トイレ??」というと,「看護師さんに言ってくれる?もうちょっと出ちゃった・・・」とのコト。

昨日,便をゆるめる薬を飲んだせいか,午後に2回の排便。でも,まだお腹がゆるいみたいだ。

残りの便も時間をかけて出て,とりあえずすっきりした模様。お尻が汚れてしまったせいで,後始末に時間がかかってしまったが。


歯磨きをさせて部屋へ戻ると,もう8時前。ひげ剃りをしておかねば!と思っていたが,よく見ると,キレイになっている。午後,看護師さんが剃ってくれたらしい。

「明日の面接,緊張する?」「さぁ。行ってみないとわからんねぇ」「介護タクシーで車椅子ごと乗れるから。何も心配しなくていいから」「そうらしいねぇ」「あまり心配せんと,気楽な気持ちで行ってみて」「そうだねぇ」


面接までされて,入所できるのかどうかわからないが,取り越し苦労はやめておこう。明日のコトは心配だけど,父の表情を見ていると,大丈夫な気がしてきた。


洗濯物をたくさん持って,帰宅。


夕食は,鶏肉の照り焼き,味噌汁,手作りのポテトサラダ。


弟には「明日,よろしく」と父のコトを頼み,カロリーメイトのゼリーを1個,進呈しておいた。弟はきっと,昼食もまんぞくに取れないだろうから。
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by rompop | 2007-05-24 17:28 | ホスピタル


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