2007・5・18 ② 病院へ。

7時前に着いたら,父はもう,夕食を終っていて,歯磨きも済ませ,トイレへ入っていた。

むせるコトもなく,順調に早く食べ終え,トレイを自分から看護師さんに「はい」と返した・・・と聞いて,嬉しくなる。


ところが,トイレから戻ってきた父は,なんだかやたらに無口。「検査結果,なんとも無かったって!よかったなぁ!」と肩をたたいても,「・・・そうみたいやね」と,リアクションが薄い。

そして,こちらがアレコレ話しかけても,どこか投げやりで,「・・・うん」とか「・・・いいや」とかしか,言わない。あきらかに,変。


きっと,今日の診察時に,弟と医者の会話のなかで,「施設利用を考えている」みたいなフレーズが出たに違いない。次回の検査日程を決める関係で,どうしても,その話は出さざるを得ないだろうから。もちろん,その場にいる父も,その会話を聞いているので,どう思ったか。

少し前に,父には軽く話はしてある。この病院を退院しても,すぐには家に戻れない,というコトと,ほかのリハビリのできる場所へ移らねばならない,というコトは。しかし,具体的にどんな「施設」か,というコトは,ワタシもなかなか口にするコトができないでいる。

父は,疑心暗鬼になっているのかもしれない。自分のコトなのに,自分の知らないところで,どんどん話が進んでいるのを,感じとっているのかもしれない。


ちゃんと,父が納得できるように,何度でも話さねばならない。なるべく前向きに現実を理解してもらうように,話さねばならない,と思う。でも,結構,辛い。


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夕食を食べ終えて,テレビを見ていた父は,ひどく咳きこんでばかりいる。夕食を早く食べすぎて,うまく下へ落ちていないのかもしれない。どんな食べっぷりをしたのか,ワタシは見ていないから何とも言えないけど。

「早く食べすぎたんちがう?ゆっくりと確実に食べるようにしないと,あとでこうやってむせるんやで」と言っても,「・・・そうかもしれんねぇ」と,まるで他人事のようだ。


ベッドに横になる際,首筋がちょっと温かいので,体温計で計ってみると,37℃。父は平熱が低いほうだから,これでも立派な「微熱」だ。午後いっぱいの外来受診で疲れたのかな・・・年寄りの身体は,デリケートだ。

いちおう夜勤の看護師さんに,「37℃あります」と告げておく。

同室のNさんは,今夜も38℃をだいぶ超える熱を出していて,看護師さんたちは,点滴や解熱剤でおおわらわだ。それに比べれば,37℃は大したコトがないかもしれないが,それでも,ちゃんと言っておかねば,と思う。ワタシも好きな,優しい看護師さんが夜勤だったので,「あとで何度か,熱を測ったりしますから,大丈夫です」と言ってくださる。


どこか元気のない父に,昼間,あんなに嬉しかった気持ちも少ししぼんで,とぼとぼと,帰宅。



夕食は,仕出し弁当の日。『高菜弁当』と,味噌汁。デザートはコンビニで買ったプリン。
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by rompop | 2007-05-19 18:23 | ホスピタル


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