2007・5・16 おばあさん。

あぁ,自分のコトがどんどん後回しになっている。年に一回の婦人科検診も今月中に行かなくては。この1年で,子宮筋腫がさぞや成長しているコトであろう。。。

とりあえず明日は,有給休暇を取ったので,京都の病院まで。あまりにも痛みが酷いので,乳腺外来で診てもらっていつもの薬をもらおう。大学病院は,待ち時間が長いから疲れるだろうなぁ。文庫本をたくさん持っていこう。前に行ったときは,9時に受付をして,薬局で薬をもらって終了したのが午後3時だったっけ。。。


5時半に事務所を出て,病院へ。

なんだかとってもお腹が空いたので,駅の売店で卵サンドを買う。病院のある駅におりて,いつも通り抜けるS百貨店。その中のベンチに座って食べた。どうしてこんなにお腹が空くの??


6時半に病棟へ。

今夜の父は,まだ食べ終えていなかった。しばらく見ていたが,あまりむせずに,順調に食べられている。その調子,その調子・・・

「あまり上を向かないで,下を向き加減で飲みこんだほうがイイよ」と言う。父は少しあごをひいて,下を向いて飲みこむ。「そうそう,それぐらいのカンジがイイよ」

買っていったヨーグルトを食べさせた。何もいわずに食べたが,どうなのかな?ちょっと無理やりなカンジがしないでもないが,腸内環境のために。


いつも父の後ろにいる「胃ろう」のおばあさんが,ワタシに向かって,ニコニコと話しかけてくる。何を言われているのかな?と思ったら,ワタシの服を褒めてくれているのだった。「まぁ,キレイなお洋服やねぇ・・・」と。

よそゆき用のハイウエスト切り替えの,ワンピース。「よそゆき」なんてもう用無しだから,普段用におろすコトにしたのだ。ワタシのお気に入りのワンピース・・・

嬉しくなったので,「どうもアリガトウ」と手を握ると,ワタシの手を握り返してくれた。そしてそのまま,しばらく手を離さなかった。

小さな小さな,笑顔の優しいおばあさん。そして,「アンタなぁ・・・なんか食べるモノくれへんか?」と言われる。「もう,お腹が空いてお腹が空いて・・・」

胃ろうのチューブからは,栄養剤が終わって,水が流しこまれている。胃に栄養剤が入っても,空腹感があるのだろうか。やっぱり口から咀嚼して食べないと,脳の中枢に信号がいかないのかな。。。それとも,脳の中の満腹中枢の部分が・・・・?

可哀相だった。なんと言ったらいいのか,わからなかった。「看護師さんに聞いてみるね」と誤魔化したが,通用しなかった。「看護師さんは,食べたらアカンって言わはるねん。でもお腹が空いたぁ・・・」

「・・・そう・・・辛いね。辛いね」と手をしばらく握っていた。


父はヨーグルトを食べ終えると,トイレへ。しばらく頑張ったが,何も出なかった。

戻ってきて,お茶ゼリーを食べかけたが,なんだか時間がたったせいか,疲れてしまったようだ。むせ始めたので,ワタシが食べさせるコトにした。

歯磨きを終えたら,もう8時前。テレビを見る時間もなく,なんだか今日の父は,ちょっとボンヤリしている。

「しんどいか?」と聞くと,そうでもないようだが「なんだか頭がぼーっとする」と言う。ちょっと暗い気持ちになるが,看護師さんに聞いても,血圧も体温も昼間は正常だったとのコト。

しかたなく,今日はさっさとベッドに横にさせた。

車椅子からベッドへの移乗は,看護師さんはわざと介助せず,父は1人で足元を多少ふらつかせながらも,自力でベッドに腰かけるコトができた。「1人でできるんや!」と感動。ワタシも,あまり父を介助しすぎてはいけないな。父のためにならない。

夜のオムツ交換は,「やってみましょう」と言われ,ワタシが主にやってみた。看護師さんによって,微妙にやりかたが違うので戸惑うが,結局,わりと「適当」だというコト。これなら,もうワタシにもできそうだ。


今夜はあまりお喋りもできず,帰るコトに。でも,仕方ないかな。こんな夜もある・・・・・


帰り道。細かい雨が降ってきた。明日は雨だなぁ・・・・・


帰宅。

待ち構えていたような母と,お喋り。

昼間,弟と二人きりの母は,食事から何から,いろいろと厳しく管理されているようで,フラストレーションが溜まっているよう。でも,弟に厳しくチェックされているおかげで,血液検査の数値も,信じられないぐらい良くなったのだ。

せめて母の気分転換になるのなら,と,夕食を食べながら,ずっとあれこれ,話を聞く。父の様子も,事細かに報告する。「パパ,可哀相やなぁ」というため息。


まぁ,ねぇ・・・・・


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by rompop | 2007-05-16 16:48 | ホスピタル


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