2007・4・24② 相談。

父の午前中のリハビリが,始まった。このあとは,休む間もなく,昼食だ。

ワタシと弟は軽く何か食べて,施設のコトを相談することにした。


近くのコンビニでパンやおにぎりを買い,隣の病院にある休憩室で食べながら,相談した。昨日,弟がいくつかの施設に電話をして,問合せをした結果など。

恐れていたとおり,1つの施設には,父の持っている前立腺癌のせいで,門前払いをくらった。「最初から正直に言って,玉砕するなんて,攻めかたを失敗したかもしれん」と,弟は悔やんでいた。平均年齢も平均介護度も高くて,いかにも「老人施設」という感じだったので,微妙ではあったけど,通うには便利なところだった。ワタシも落胆する。


素人が2人で相談していてもラチがあかないので,病院のソーシャルワーカーをアポ無しで訪ねてみることに。

30分ほど待たされたが,相談に乗ってもらい,答えが出ないまでも,少し方向性が見えた。最初から詳しく話さず,判定にかけてもらうまで持っていき,そこで,ソーシャルワーカーのKさんが,向こうの相談員に,詳しく口添えしてくれるコトに。


弟は先に帰り,ワタシは父の病室へ。父は昼食も終え,そのあと,午後のリハビリもベッド脇でやったらしい。ホントにハードだなぁ。面接が入ったため,予定が全部押せ押せになったようだ。

もう疲れ切っていたので,ベッドに横にして,いろいろ話をする。

「ちゃんと保険おりるのかなぁ・・・」と父が急に言う。介護保険のコトを,今ひとつわかっていないようだ。「おりるのはおりるから,大丈夫。ただ,レベルがいろいろあるだけだから」と言ったが,理解できないようだ。

「なんでそう思うん?」と聞くと,「さっき,ヘマをしたから」と言う。「ヘマってたとえば??」と聞くと,「4月なのに8月って言ったからなぁ」という。「4月って,なんでわかったん?」「あとで気がついた。4月だったのに,2回も8月って言ってしまったなぁ・・・」


「勘違いやし,しかたないよ。気にせんとき」と言ったが,なんともいえず,切なくなった。仕方ないよ・・・病気なんだから。歳なんだから。わからなくなるコトがあっても,仕方ないよ・・・いつまでも気にしている父が,自分が間違えた,とわかるだけに,可哀相な気がした。中途半端が一番辛いよなぁ。。。


そのあと話したコト。父は庭で倒れて救急車に乗ったコトを,ちゃんと覚えていた。「脳の血管が切れて出血したんやで」と言うと,うなづいていた。左側が動きにくいのも,飲みこみが悪いのも,麻痺が出たためだと話した。だいぶ前から知っていたのか,知らなかったのか,わからない。でも,やっとちゃんと話せた。でも・・・遅すぎたぐらいだ。もっと早くに話すべきだった。自分の身体のコトなのに。父はもっと早くに,きちんと知らなくてはならなかったのに。たとえ,本人が一度も尋ねるコトがなかったとしても,だ。


父は疲れたのか,昼寝体勢に入った。でも,帰る気がしなくて,ベッド脇の車椅子に座ったまま,父の寝顔を眺めたり,考え事をしたりしながら,ずっといた。30分ぐらい眠っては,父はパッと目を覚まして,「あ。まだいたの」と笑って,また眠った。ワタシはイヤホンをつけて,『101回目のプロポーズ』の再放送を見た。

4時前,「もう帰るわ」と,眼を覚ました父に言って,病室を出た。


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久しぶりにクイックマッサージ30分。でも,ちっとも楽にならなかった。頭痛がする・・・

お腹がちょっと空いたので,気になっていた店で,豚肉入りの焼きそばを食べる。麺に特徴があって,すごく美味しかった。


6時前に帰宅。母と久しぶりにゆっくり話す。弟は,施設の見学のコトや今日の調査のコトなど,何ひとつ母には詳しく話していないようだ。母は,実際,自分で動くことはできないけど,どんな具合になっているのかぐらい,聞く権利はあるはずだ。気になって仕方ないようなので,くわしく説明してやる。


夕食後,母の風呂の介助。浴槽への出入りを少し支えるのと,背中や尻,足の先など,洗いにくい部分を洗ってやるだけだが,風呂場の湯気で汗だくになる。
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by rompop | 2007-04-24 17:07 | ホスピタル


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