2006・4・17 オムツ。

少しだけ余裕ができた1日。溜まっていたほかの仕事を片づけ,頭のなかもほんの少しクリアに。

定時に出て,病院へ。

今日の父は,どうやら微熱もないようで(昼間はあったのかもしれないが),夕食後,少し咳をして痰をからませてはいたが,元気そうだった。久しぶりに自分からワタシにむかってよく喋り,頭もいつもよりは,ややクリアな印象。フロアを見渡しながら,「いろんな人がいるなぁ。。。」とつぶやく様などは,以前の父のようだった。父が元気そうだと,やっぱり嬉しい。こんな父なら,家に連れて帰れるのでは?と思ってしまう。

食後,歯磨きをしたあと,ワタシが勧めると,テレビに興味をしめし,夜のNHKのニュースを5分ぐらい見た。ニュースはすぐに終わってしまい,ドキュメンタリー番組になり,車椅子の障害者の人の映像が映ったので,なんとなく気まずくなり,「もう寝る?」と話をそらせてテレビを消した。

パジャマの上だけ着替えさせて看護師さんを呼ぶと,結構キャリアのある看護師さんがやってきて,「オムツの当て方,お教えしましたっけ?」と言われる。「こないだ,やり方を見せてもらいました」と言うと,「じゃあ,やってみてください」と言われる。

自宅介護が決まっているのなら,喜んでこちらから教えてください,と頼みたいぐらいだが,少し複雑な気持ちだった。「お家へ帰ったらやっていただかないと,いけませんものね」と,父の前で笑顔で言われると。。。

でも,たとえ自宅介護でなくなったとしても,できないよりは,できた方が良いに決まっている,と思い直し,言われるままに,父の股間に夜用のオムツをあてた。夜中は失禁が多く,量も多いため,オムツの中に尿取りパッドを広げ,さらに,オチンチンを尿取りパッドでぐるりとくるむ。その上にまた尿取りパッドを広げてあて,全部を止める。父はいつも,オムツをあててもらう時は,目をつぶっている。眠いのか,そうでないのか。寝たふりでもするしか,ないのかもしれない。

看護師さんが「また時々,練習してくださいね」と笑顔で言い残し去ったあとは,なんとなく,気まずかったが,しかたない。子供にオムツをあててもらう無念さなんて,ワタシには多分,ずっとわかんないんだろうな。

8時前になったので,少し咳き込んでいる父に,「帰るね」と言う。ワタシが帰るね,というと,父はいつも,あわてて,思い出したように,「ママ,どう?」と聞く。ワタシも,「腰が痛いけど,安静にしているから大丈夫」と答える。父と母は,もう,下手したら2ヶ月近く会っていないかもしれない。。。


帰宅。

親戚の伯母(母の姉)から電話があり,父の事を聞かれたので,母はつい,車椅子になるだろう,と言われたコト,施設を探そうとしているコトなどを喋ってしまい,電話の近くにいた弟に,しこたま叱られたらしい。「どうなるかわからないコトを,ペラペラ喋る!」「これで親戚中で,パパは車椅子,ってコトになってしまうやんか!」と。

確かに母は,聞かれればたいていのコトを喋ってしまうタチだ。。。

11時20分ごろ,就寝。少し頭痛が。
[PR]
by rompop | 2007-04-18 16:52 | ホスピタル


<< 2006・4・18 エネルギー。 2006・4・16 テンぱる。 >>