2007・4・14② 家族会議。

果物と,ビタミンCの錠剤だけを買って,さっと帰る。母になんと切りだそうと,自転車をこぐ足が重かった。寝耳に水だものなぁ。。。

12時半。母は久しぶりに美容院で髪をカットだけしてもらい,昼食も済ませていた。ソワソワと母の近くをウロウロしていると,弟が,「だいたいのコトはさっき話した」という。なんだ,少しは話しやすくなった。

退院後の父の処置について,はじめて3人でちゃんと話し合った。

はっきりしたコトがいくつか。父を在宅で看る場合,絶対に母に物理的・精神的負担はかけられない。母はみかねて手を出そうとするだろうが,今度は母が体調を崩すだろう。今は,ほとんど面会にも行けないが,父の事から全て手を放しているせいか,母の体調は危ういバランスで落ち着いてきている。

そして,父を在宅で看る場合,介護サービスは別として,ワタシがほぼ1人でやらなくてはいけない,というコト。弟の協力はほとんど得られそうにない。でも,彼にも自分の人生を守る権利はある。複雑な心境だが,責められない。ワタシは,当然仕事をやめなくてはいけない。

母は,ほとんど泣き出しそうな勢いで,ワタシが仕事を辞めるコトには反対した。ワタシが1人で介護するなど,とうてい無理だ,とも。あんたがつぶれる,と。

今の仕事に未練はないが,収入を失うのは度胸がいる。そして,ワタシには自信がない。ここ数日の父の体調不良。在宅でも,父はきっと,しょっちゅう熱を出すだろう。普通食は食べられない父の食事の用意や,排泄の介助などは,慣れと学習でなんとかなるかもしれない。でも,便通も,2~3日ごとに薬でやっと出している状態。高齢者は便がつまると,すぐに腸閉塞を起こすという。血圧が不安定になったら。また麻痺手に痙攣が起こったら。

そのための,介護サービスがある。訪問看護や医者の往診。それでも,父の命を自分が預ると思うと,怖ろしい。痴呆があって車椅子でも,せめて,もう少し健康状態が良かったら。。。やっぱりワタシには,無理なのだろうか。「大丈夫,とにかくワタシがやってみる」という言葉がでない。けれど,父がもう,家に帰るコトができないのかと思うと,胸がつぶれそうになる。

2時間話し合った。結論は出なかった。「結論がでなくても,話し合うのが大事だ」と弟。冷静な弟を非情だと感じるが,それでも弟のこれからの人生の何年かを,父のために費やせ,とは言えない。また,他人にいわれて,できるものでもない。

「もう少し考える」とワタシ。結局,決断するのはワタシなのだ。決断できなければ,父は家ではなく,どこかへ移る。父の残りの人生が,ワタシたちの独断で決まってしまう。


結論とは別に,移る場合の施設を,至急リサーチするコトになった。じっくり考えるよりも,先手で動かねばならないコトがある。簡単なリハビリ訓練を備えた介護老人保険施設をいくつか,実際に見に行こうと決めた。動いているうちに,結論が出るかもしれない。
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by rompop | 2007-04-16 00:11 | ホスピタル


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