2006・12・25 クリスマス。

今日はクリスマス。父の夕食の膳は,クリスマス仕様だ。味気ないプラスチックトレイには,「メリークリスマス」と書かれた綺麗な赤い紙が敷かれているし,小さなチョコレートケーキまでついていた。ツリーの形をしたメッセージカード。それとは別に,担当看護師さん直筆のメッセージが書かれた,手作りの緑色のクリスマスカード。

父は,家ではケーキなど滅多に欲しがらないのに,真っ先に箸を伸ばした。「それはデザートだから最後にしたら」と止めるが,やはり気になるらしく,食事の途中で平らげてしまった。「美味しいか?」と聞くと,「これは,美味だねぇ」と嬉しそう。やっぱり,今までの父と少し違う。でもまぁ,イイか。

ケーキのせいか,白ご飯はほとんど残してしまった。メインのおかずは,生鮭のなんとか風赤ワイン煮込み。ずいぶん凝っている。美味しそうに見えるが,これは「あんまり」とのコト。

小さなテトラパックの牛乳までついていて,水分はたくさん取ったほうが良いので,勧めて飲ませた。

食後,雑誌を広げて読ませていると,急に父が妙な動きをして,「あああ」と言う。何が起こったのかと思った。「管が外れた,尿漏れした!」と言うので,よく見ると,昨日までついていた導尿のチューブが外されている。「オムツしているから,大丈夫,漏れないから!」と慌てて言うが,父は落ち着かない。今までも,ずっとオムツはしていたのに,尿がどっと出た感覚は,やはり尋常ではなかったのだろう。

「気持ちが悪い」というので,ワタシも少し慌てて,看護師さんを呼びに行き,新しいものに替えてもらった。話を聞けば,今日の午後から,導尿を止めたとのコト。リハビリをするにも,導尿の管がないほうが,動きに幅が出るから,という理由らしい。オムツは2時間おきぐらいに替える,寝ていても替えるので,心配ない,とのコト。こんなに忙しくしているのに,本当にそんなに頻繁に替えてもらえるのだろうか。かなり不安。尿が出て気持ちが悪くても,父は遠慮してしまって,自分でナースコールを押すコトなんてできないと思う。それでなくても,父はとてもトイレが近い。

帰ってからも,ずっとそのコトが気になっていた。なにか他に,方法はないのだろうか。


夕食は,昨日,伯母たちが持ってきてくれた,ばってら寿司。豆腐とネギの味噌汁,ニンジンとゴボウのきんぴらと。

夜中,3時ごろ目が覚めて,明け方まで,さっぱり眠れなかった。
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by rompop | 2006-12-25 14:59 | ホスピタル


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