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有馬温泉へ。

有馬温泉行き。Yちゃん,Mちゃん,Sちゃんと午後1時過ぎに梅田駅で待ち合わせ。1時半の阪急バスで,有馬温泉まで約1時間。

意外と近くてビックリ。もちろん,有馬温泉は初めてだ。今回の宿は,ワタシがネットで探して決めた。勘だけで決めたので,かなりドキドキだったが,『月光園・遊月山荘』は,予想以上に素晴らしい風情ある宿だった。

駅周辺にはたくさんの旅館やホテルがひしめいているが,この宿は,少しだけ奥へ入り,渓流沿いに建てられている。ホテルのような新館のロビーから川の上に造られた長いエントランスを抜け,数奇屋造りの玄関に到着するまでの道のりが,雰囲気があって旅情が高まる。

建物は古いが,きちんと清潔にされていて,気持ちがいい。従業員の応対が,とても清清しくて,行き届いている。


「陽のあるうちに露天に入ろう」と,さっそく浴衣に着替え,渓流沿いの野趣あふれる露天風呂『玉鉾の湯』へ。ここが,一番源泉に近い湯,だとのコト。チェックインが早かったので,4人の貸し切り状態だ。小雨が降っていたが,雨に濡れながらの露天風呂も,思い出になるだろう。

嬉しいのは,新館の『月光園・鴻瀧館』と内部でつながっていて,こちらのお風呂にも自由に入れるコト。こちらはモダンなホテル形式の宿。

さっとあがって,今度は新館の大浴場『銀波の湯』へ。大きなガラス張りの大浴場は,新しい分美しく,まるでリゾートホテルのような雰囲気。山がすぐ目の前に迫っていて,眼下には渓流が流れ,桜の頃や紅葉の頃は,ひときわ美しいだろう。一面の雪景色もイイかもしれないな。今回は,雪もなく,ただ寒々とした山景色で,水墨画のような風情。大浴場に隣接している露天風呂は,金の湯と銀の湯があった。金の湯は,赤茶色の湯で,銀の湯は,透明な湯。ヒノキで造られた円形の浴槽の「銀の湯」が,とても気に入った。

備品も充実していて,ボディシャンプーのほかに,マッサージ用の塩や,固形石鹸も,2種類。どの風呂に行っても,山のように新しいバスタオルがあって,どんどん使えるのが,嬉しかった。大浴場の前のサロンでは,グラスビールの無料サービス。下戸のワタシは,冷茶をいただいた。


夕食は,7時から。いちばんスタンダードな,「京風懐石料理のコース」をお願いした。上品な味付けの繊細で美しい料理が,少しずつ運ばれ,なかなかのものだった。お造りが美味しくて綺麗だった。神戸牛は小さなお鍋で野菜と一緒にコトコト炊いて。とても柔らかかった。神戸牛が美味しかったので,すき焼きのコースもヨカッタかもしれないな。量は,女性にはちょうど良い量だったと思う。デザートはマンゴーのムース。果実が入っていて,ジューシィだった。(※画像はほんの一部)。

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食後,今度は本館の浴場へ。内湯の浴場『亀の湯』は,やはり金の湯と銀の湯の2種類。こちらは歴史をカンジさせる,どこか公衆浴場のような雰囲気のお風呂。なかなか素敵。銀の湯の浴槽は,これも底まで木の造りで,肌触りが懐かしく,とてもホッとする。
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そのほかにも,新館には貸し切り風呂が3つ。「洞窟風呂」「ひのき風呂」「ワイン風呂」。こちらは予約がいっぱいで入れず,残念。でも本当にたくさんの湯が楽しめ,大満足。

広々としたロビーの喫茶室で,夜だというのに,風呂上りにパフェを食べる。寒くなったので,ワタシだけ,もう一度大浴場へ。もちろんほかに客はいなくて,たった一人の大浴場は,湯のわきでる音ばかりが響いて,少しだけ心細かった。


11時過ぎ,布団に入り渓流の音を聞きながら,TVをだらだらと観て,喋っていたが,いつの間にか眠っていた。




あひるご飯 味噌の雑煮2個。
夕食 『遊月山荘』の京風懐石コース。バニラアイスパフェ。
by rompop | 2006-01-14 21:19


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