2005・9・19 飛騨高山へ②

モゾモゾと起き出し,時間があるので,部屋を出た。昨日は入るコトができなかった,宿の外にあるという「かわらの湯」。ここは,渓流のすぐ近くに作られた,半露天風呂で,せせらぎが間近に聞こえるらしい。


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宿の玄関でサンダルを借り,それを履いて,長いエントランスを抜けて外へ出る。道路を渡って,垣根沿いにしばらく歩くと,小さな暖簾(のれん)のかかった,小屋が見えてきた。

脱衣場で作務衣を脱ぐ。中には人がいるようで,くぐもった声が聞こえる。



そう大きくない,木でできた浴槽。これもだろうか?目の前は渓流だ。朝日がたっぷり入り,開放感のあるステキな露天風呂だ。湯の質が宿のモノとは違うらしく,少しぬるぬるする。「浴槽の床が滑りやすいので注意」と貼り紙がしてある。

ゆったりと身体を湯に沈める。この湯も,いくらかぬるめで,気持ちがイイ。長く浸かっていても,湯あたりしないに違いない。

先客は,地元の人らしい年輩のご婦人と,子供連れの若奥さん風。ご婦人は,ワタシをチラと見ると,「宿の湯とまた違うからねぇ」と話しかけてくる。「あ,やっぱりそうなんですか?少しヌルっとしてますねぇ」「そうそう。こっちの方が美人の湯だで。どうしようかねぇ,これ以上,美人になったら」そういって,若奥さん風の女性と顔を見合わせて,ワッハッハと楽しそうに笑った。温泉に入ると,見知らぬ同士でも,なんだか親しみが湧くから不思議だ。

「このお湯,飲めるよ」と教えて貰ったので,備え付けの竹をくりぬいたコップで,湧き出る源泉をすくって飲んでみた。味は・・・うむ。

ここは,洗い場には石鹸もシャンプーもない。どうやら,身体を洗うのは御法度らしいので,しばらく湯につかって,空の色や渓流の水しぶきを眺めてあがり,宿へ戻った。野趣あふれる露天で,とても気持ちがヨカッタ。


朝食は,8時。昨夜と同じ部屋で,これも囲炉裏を囲んでの朝食。


焼き鮭,温泉卵,味噌汁などに,やはり,朴葉焼き。今度は,味噌が主体で,ネギと生卵を混ぜて焼き,火が通ったあたりで,ご飯に乗せて食べる。香ばしくて,美味しかった。旅に出ると,不思議に朝,お腹が空く。ご飯はお代わりをして,軽く2膳

囲炉裏端のあるロビーで,出発前のコーヒー。


車3台に分乗して,上高地へ。到着したのは,11時半ごろ。まずは,「上高地帝国ホテル」のレストランでランチをするらしい。このレストランは有名で,昨日は2時間待ちだったそうだが,30分で中へ入れた。

メニューを見て,その値段にたまげる。小心者のワタシは,一番安い,ビーフカレーを所望。それでも,2500円ぐらい。ビーフは飛騨牛らしく,ものすごく美味しかった。同じテーブルでは,ハッシュドビーフのかかったオムライスを食べている。これも美味しそう。



d0062023_14101688.jpg食後,トレッキングを2つのコースに分けた。1つは,河童橋まで行き景色を見たあと,そのままUターンして,大正池まで戻る,「ゆったりコース」。もう1つは,河童橋を通過して,そのずっと先の明神池まで行き,Uターンして戻る「健脚コース」。



ゆっくりと河童橋を目指して歩いた。川の水も,空気も,とても綺麗だ。心配した気温も,そう低くはなく,半袖と長袖のTシャツの重ね着で,ちょうど良い。



d0062023_14104452.jpg河童橋のふもとで,写真を1枚だけ撮り,30分の自由行動。土産物屋をのぞき,河童橋から下の河原へ降りて,たくさんの観光客に混じって,川を泳いでいるカモの群れを眺めた。水が冷たそうで,ものすごく美しい。同じ鳥でも,こんな綺麗な場所に暮らせるのは,シアワセだな,と思う。うちの近所のドブ川に,たまに浮いているカモを思い出した。



土産物屋で,「高原ソフトクリーム」を10個買い,食べながらまた歩き出す。しかし,時間配分を間違えて,ゆっくりし過ぎたらしく,合流時刻がどんどん迫ってきた。前半は優雅なトレッキングだったが,後半は,時計を見ながら,早足でひたすら歩く,という,強烈なトレッキングに。


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2時30分,大正池のふもとにあるホテルが合流地点。予約したタクシーが3台,待ち構えていた。


そこから駐車場まで戻り,レンタカーに乗り換えて,高山駅まで。途中で土産物屋に寄り,ギリギリセーフで高山駅から4時半ごろの電車に乗る。新幹線の中で弁当を食べ,少し眠って,8時過ぎ,京都駅で途中下車して,みんなと別れる。



帰宅は,9時過ぎ。とっても疲れた。
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by rompop | 2005-09-19 14:03


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