病院。

目覚ましが8時に鳴る。しかし,眠くて眠くて。1週間分の疲れが,トロトロと溶けだしたようだ。結局9時半頃まで,布団の中でぐずぐずと,幸福な惰眠をむさぼる。

母は,運動がてら,スーパーまで買い物に行ってくれる,という。ワタシは,顔を洗い,少し迷ったあげく,左ひざに電気を当ててもらいに,いつもの整骨院へ自転車で。

左ひざを重点的に,電気とマッサージ。腰と肩も揉みほぐしてもらった。腰とひざは密接なので,どちらも治さなくては,完治しないだろう。

テーピングをしてもらい,湿布を貼ってもらって,満足して帰る。まだ少し痛むが,やはり行ってヨカッタ。

あひるご飯は,そうめん。合びき肉で,温かいつけ汁を作る。ワタシは2束,母に1束。

1時過ぎ,タクシーを呼び,母と二人で父の病院へ。国道で自動車事故があったらしく,車の流れが怖ろしく悪い。時間を喰ったおかげで,いつもよりタクシー代が跳ね上がった。

父は,ベッドに腰掛けて,こちらを向いていた。隣のベッドの男性は,急に退院が決まったようで,怖い奥さんと一緒に,紙袋を持って,「お世話になりました」と,そそくさと病室を出て行った。さすがに嬉しそうで,ワタシは彼のニヤッと笑った顔を,初めて見た。最初で最後の笑顔。最近,父の向かい側のベッドに入った初老の男性は,今週,胃の手術をしたばかりだが,元気そうな声で「さぁ,次は誰かな」と言った。

1時間少しいて,「もう帰ろうかな」と母が言い,帰るコトにした。父は,名残惜しいのか,「ゆっくりしていってや」と冗談めかして言うが,母もまだ本調子ではない。帰りの余力を残しておかねばならないので,「じゃ,帰ろう」と,席を立った。父は,1階の玄関まで見送りにきた。最初の頃は,ワタシたちの姿が見えなくなるまで,手を振って見送っていたが,最近は,少しして振り返ると,もう,姿を消している。そのほうが,後ろ髪ひかれなくて,気持ちが楽チンだ。

駅構内のパン屋の片隅のスタンドで,「抹茶みるく」を飲む。店頭の看板の写真を見て,母は,抹茶サンデーか何かと間違えたらしい。出てきたジュースを見て,がっくりしていた。牛乳に抹茶の粉末を混ぜ,生クリームをトッピングしたもの。美味しかったが。

駅の下にあるスーパーで,豚肉,ナス,生生姜,スパゲティサラダなどを買い,電車に乗って帰る。最寄の駅からはタクシーで自宅まで。

疲れた。しかし,父のところへ行ってやると,「ちゃんとひと仕事」したような気持ちになり,落ち着く。

持って帰った父のパジャマなどを洗濯。干そうとした時に,激しい雷と夕立。干すのを待って,買ってきたカレーパンを食べて休憩。生生姜をキレイにし,甘酢漬けにする手伝い。レタスを刻み,氷水に放す。山芋たんざくを作り,刻み海苔をかける。

雨は上がった。涼しい風が窓から吹き込む。庭の草木も,生き返ったよう。

録画しておいた『ビューティフル・ライフ』を見て,やっぱり最後のほう,泣いてしまった。キムタクは,どちらかと言えば嫌いなのに,なんで泣いてしまうのだろう。

夕食は,豚肉をフライパンで焼いて,からし醤油で。レタスとスパゲティサラダ。トマト。山芋たんざく。小松菜と揚げの汁。美味しかった。
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by rompop | 2004-08-07 19:53 | ホスピタル


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