怒鳴る,妻。

5時半に事務所を出て,今日も,父の見舞いに行くコトにした。その前に,ダッシュで阪神百貨店に寄り,バーバリーの布製の,軽いシステム手帳を購入。今使っている,皮のどっしりした手帳の重さに,肩が耐えられなくなったのだ。6,000円ちょっと。以前使っていたのと全く同じ柄の物を購入。古典的なベージュのバーバリーチェックに,黒のトリミング入り。スタンダードで,飽きがこない。何よりも,この軽さがいい。

6時15分の特急に乗れた。いつものジューススタンドで,「いちごミルク」(200円)を買い,座席で飲んだ。美味しい。

6時40分に病室へ。父は,夕食を食べていた。あいかわらず,暗い病室。ほうれん草と茹で卵のグラタンに,父は手をつけていなかった。「一口だけ,食べてみたら」と勧めると少し食べてみて「美味しいわ」と,半分くらい食べた。ほとんど食べおえた,ご飯の椀の陰に,海苔のつくだ煮。「あ,しまった」と,海苔のつくだ煮だけを食べる父。「そんなコトしたら,喉が渇くよ」と言うが,全部食べてしまった。まったく,父は,子供のようだ。

隣のベッドの男性は,まだ若いが,脳梗塞で倒れたらしく,ろれつの回らない喋り方をする。気がふさぐ性質なのか,昼間からカーテンでベッドをぐるりと囲んで,中でじっとしている。窓際の彼はそれでも日光があたるだろうが,そのカーテンのおかげで,父のベッドには,ほとんど日があたらない。今日は,何やら大声で1人で喋っているな,と思ったら,どうやらカーテンの中で,携帯電話を使っているようだ。「なぁ,明日来いや」と,何度も乱暴な口調で,しかし,懇願するように繰り返している。奥さんと話しているのだろう。

この人の奥さんを,以前,一度だけ見たコトがある。ワタシと母が,父のベッドの脇に座って喋っている時に,彼女はつかつかと病室に入ってきて,夫にガミガミと説教をした。夫のコトを,「病人!この病人!」と繰り返し,呼んだ。そして,「明日は来ませんからね。明日は,こ・な・い!わかった!」と怒鳴りちらし,洗濯物をつかんで,5分ほどでさっさと帰ってしまった。ワタシたちは,驚いて,シンとしてしまった。男性は,「うぅ」とか「あぁ」とか言うだけで,彼女がいる間,何も喋らなかった。

7時を過ぎたので,「じゃあ帰る」というと,父はエレベーターまで,ワタシを送ってきた。今日はなんだか人恋しいのか,もっと喋りたそうにしていたが,時間なので仕方がない。明日は土曜だから,母と2人で来よう。「明日また来るから」と言い,エレベーターに乗った。

帰宅。

夕食は,餃子,昨夜のタコの残り(またもや,バター炒め),小松菜と揚げの汁,きくらげの中華風。デザートはパイン。

しかし,今日は,母の具合が少し悪そうだ。目が痛いらしい。明日,痛みがひどければ,眼科へ連れて行くコトにする。
[PR]
by rompop | 2004-08-06 19:53 | ホスピタル


<< 病院。 見舞い。 >>